企画モノ

キャンドルポットプロジェクト

今年の改善点

今年もキャンドルポット作りが始まりましたが、スイッチが入るのが遅くて、しかも腕が落ちているという残念な状態ですが、ぼちぼち取り組んでいます。去年はテラコッタ粘土を使った素焼きのポットを130個ほど作りましたが、改善点が色々見えてきたので、今年は使いやすさと耐久性を考えていこうと思います。穴を開ける作業にかなり時間がかかるし、小さい穴は釉薬で埋まってしまうので、穴の数は控えめにしておこうと思います。
キャンドルポットプロジェクト

白御影のキャンドルポット

ブログにはアップしてないだけで結構作業が進んでいると思ったら大間違いで、これがまだ全然なんですよ。師匠から電動ロクロを譲り受けたんですけど、設備ってやっぱり大事だな~と思いました。電動の場合は水を結構使うので、辺り一面ドロドロになっちゃうし、片付けも大変なので、今度は工房が欲しくなってきました。(笑)マイロクロで挽いたポットたちは、サークルで焼いてもらいました。去年はテラコッタを使った素焼きのポットでしたが、耐火度や手入れのしやすさを考えて、全て本焼きまでする予定です。
ピッチャー

飲むヨーグルトを作ろう-手作りピッチャー

みっちぃの飲むヨーグルトがどうなったか気になっている人もいるかもしれません。市販の飲むヨーグルトのようにサラサラにするための調合はなかなか難しいですね。種菌の割合が少なすぎて全然発酵しなかったこともありましたが、種菌50ccに対して、牛乳1,000ccぐらいかな。発酵温度と時間は40℃、6時間(それしか試したことがない)で、ストローでも飲めるぐらいの濃度ですね。飲むヨーグルトを入れるためのピッチャーを作ったんですが(先生に作ってもらった)が、いよいよ試す日がやってきました。1,000cc入る大きさを希望して、ロクロ挽きではかなり大きくなったと思いましたが、焼き上がってみると、ギリギリ入るかなという感じです。
ピッチャー

ピッチャーの施釉とロクロトレーニング

本焼きを待つ器たちがたまっていますが、皆の作品で窯がいっぱいにならないと焼いてくれません。なので、タイミングが悪いと焼き上がりまでに何ヶ月もかかることがあります。もう一息というところまで来ているので、ヨーグルトピッチャーにも釉薬を掛けていきます。牛柄にしようかな?とか色々考えていたんですけど、結局、呉須でササッと描いただけでした。今年はまだニャンコも描いていないし、なかなか筆が進みません。(笑)
キャンドルポットプロジェクト

カービングに挑戦!

これまで作ったものは、上からキャンドルを入れるタイプのものばかりだったんですけど、横から出し入れできるタイプもいいかなと思い、細長い形や口の窄まった形も挽いてみました。穴を開けるのではなく、カービングしてみたんですけど、調子に乗りすぎて、開けた穴が大きすぎて、これじゃ雨風に強いと思えないね。(笑) 私はどうもやりすぎる傾向にあります。
採取した粘土の研究

食卓デビューの日

焼き上がった器たちは、この試練を与えてくれた工事業者の方へ送ったんですが、その後、実際に食卓にデビューした写真を送ってくれたんです。手前のお茶碗、湯呑み、花型の中鉢が採取した粘土で作った器です。手間も時間もかかりましたが、とても喜んでもらえたし、実際に使ってもらえて、私もとても感動しました。
キャンドルポットプロジェクト

美味しい料理とキャンドルナイト

不燃ゴミとしかいいようのない使い物にならない器を作り続けてきた私が陶芸を続けられた理由は色々ありますが、一番の理由は、沢山の里親さんと出会えたことでしょう。時々、facebookの友達限定で里親募集をやったりするんですが、数の揃っていない器を広い心で使ってくれているのが、深川のレストラン空音さんです。先週の土曜日の話になりますが、キャンドルポットのお届けに行ってきました。
キャンドルポットプロジェクト

キャンドルポットの改善点

これまで作ったキャンドルポットは、上からキャンドルを出し入れする形のものばかりで、上の開口部がかなり広くなっていました。この形だと、当然、雨や雪に弱いので、炎が消えてしまいます。なので、開口部を狭くするか、閉じてしまって、キャンドルは横から出し入れするようにするか、上下を分離したようなデザインを考えてみました。でもね、頭でイメージしていても、手にはなかなか伝わらないんですわ~、これが。これまでは練習を兼ねていたことと完成までのスピードを考慮して、素焼き用のテラコッタ粘土を使ったので、ロウが流れた処理が面倒だったので、やはり本焼きまでした方がいいと思いました。
キャンドルポットプロジェクト

ティーライトキャンドル作り

キャンドルポットの里親になってくれた人にサービスする「アロマキャンドル」を作りました。キャンドル作りに関しては、これまで自分なりに研究して何度か試していたし、自分が作ったポットに合うキャンドルを作ろうと思いました。素焼きのポットは、ロウがポットの底に流れたときの後処理が面倒です。ロウをキレイに取り除くには、温めるか、冷やすかのどちらかになりますが、これを里親の方々にやってもらうのは申し訳ないので、何とかいい方法がないかと思って考えていました。
採取した粘土の研究

あの粘土の窯出し

4点制作し、釉薬を掛けて、本焼き待ちだったんですが、窯に入れてもらえなかったものもあり、全てが揃っていなかったんですが、イベント用に作った器たちと一緒に焼き上がりました~。工事業者の方からお話をもらったのは去年の6月だったので、9ヶ月近くかかったことになります。いや~、長かったですね。