ロクロ成形

ロクロ成形

オーダーメイドのフリーカップ

私との付き合いが長い人は、よく知っていることですが、私には色んなスイッチが内蔵されていて、季節の移り変わりと共に切り替わるようになっています。自分では制御できませんが、カチッと音がしたかと思うほど、オンとオフをハッキリ感じることもあります。(^^ゞスイッチが切れるとそれまでの情熱が嘘のように、全く興味がなくなります。冬の間、パウダースイッチが入っているときは「二度と陶芸やらないかも・・・」と思うこともありましたが、雪が悪くなってくると気持ちはゆっくりと下りてきて、今は制作活動に集中しています。ちょうど週末の天気が思わしくない日も多いので、拍車がかかっている感じです。
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チャリティマグ作り

制作に勢いがつき、記事の更新が追い付きません。大切なお知らせを先にしておきます。災害はいつ、何処で、誰の元にやってくるかは分かりません。被災している方は、慣れない環境でとても不安な思いをしていると思います。
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それなりに重なるスープカップ

先週、削り残したスープカップがカチコチになっていやしないかと心配していましたが、ベストな状態で削ることができました。タイミングが合うと、時間もかからないし、とても気持ちよく削れます。7個を15分ほどで削れたので、1個2分ぐらいでしょうか。私にしては上出来です。ロクロ挽きと削りに関しては、できるだけ手を掛けず、時間を掛けないのがベストだと思います。それなりに重なるように取っ手をつけているので、カップの口よりも取っ手の方が高い位置にきちゃうんですよね。取っ手部分の粘土が安定するまでは、逆さまにしていますが、発泡スチロールの蓋の端を使って、こんな風に置いています。
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8ヶ月ぶりのロクロ

不思議なもので、何か始めようと思ったときに、ちょうどいいタイミングで色んな話が舞い込んできます。厳しい冬の終わりも見えてきて、色んなことが動き出す時期なんでしょうね。3~4月は雪も悪くなってくるし、雪解けで道路はぐちゃぐちゃになってくるので、私の冬山スイッチも切れかかっています。私がゆる~く参加している陶芸サークルの「陶友会」は、活動拠点としている公民館の改修工事があり、去年は2ヶ月ほどしか活動しなかったそうです。その頃の私は術後で陶芸ができる体ではなかったし、いつから再開になるかも分からなかったので、このままフェードアウトするのかなぁ~なんて、のんびり考えていました。
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慌てる師匠と弟子

物事は予定通りには進まないもので「土曜日に挽けば、日曜日に削れる!」と意気込んでいましたが、削りは乾燥のタイミングで作業時間や仕上がりに大きく影響します。外に置いて風に当てて無理に乾かしたのと、自然に乾燥させたものとは違います。底の表面は乾いているけど、中の方はそうでもないんです。
ロクロ成形

作り手の思いを器たちに込めて

「新十津川陶芸まつり」で検索すると、このブログの過去の記事がかなり上位にヒットするようですが、この陶芸市は今年で20回目を迎えるそうです。そのうち5回ぐらいは見に行ってると思いますが、道内各地から50ほどの窯元がやってきます。今日も朝から陶芸教室にこもっていたので、自分の作業を早く切り上げて行こうと思ってたんですけど、全然早く切り上げられませんでした。(^^;金欠なので、見に行ってもヨダレ出るだけですから。月末の「ふらのクリエイターズマーケット」は、一度も見たことがないので、今年はぜひ行ってみたいと思っています。ついでに十勝岳方面のお山に登ってきたいので。(笑)
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穴とアナの日

私はここ2日間で制作に関しては最後の追い込みになるかなという感じです。先週挽いておいたカップたちを削りますが、湿台を使って削れるものもあれば、そうでないものもあり、かなり苦戦しました。今日削れそうなハート形のカップは5つあったんですけど、全部削り終わるまでに1時間ぐらいかかったような気がします。何とか失敗せずに削れましたが、このハート形カップにはポンスで穴を開けていくんですけど、ここで1つ失敗しました。キャンドルポットでかなり慣れたつもりでいたんですけど、口に近い場所に穴を開けるのにはリスクが伴います。5つ作って1つ失敗というのは、歩留まりが悪すぎます。右側の3つは取っ手を付けずこのままフリーカップにしていきます。
ロクロ成形

粘土が器になる感動

先週末、グループ展「POINT」を見に行ったとき、陶芸家の橋本忍氏のきっかけの話を読んで、私も全く同じ気持ちだったことを思い出しました。粘土の塊から実際に使えるものが作れることにとても感動したし、粘土×釉薬の組み合わせは無限なので、一生続けられる趣味ができたと思いました。それからは、色々な「モノ作り」に関してとても興味を持つようになりました。
タタラ・手びねり

付け高台

先週、半磁器土でタタラのお皿を作って保管しておきましたが、器たちに「高台」を付けることにしました。後から付ける高台のことを「付け高台」といいますが、ロクロで削り出す高台と違い、好きな形にできるので、それを楽しむ人もいますが、私は不器用なので、この手の作業がまるでダメなんですよ。粘土を均等に伸ばして、本体にキズやドベをつけて接着していきますが、そもそも均等に伸ばした紐を作るところが難しいんですよ。高台のあり・なしに拘らない人もいますが、手作りの器が好きな人は高台をチェックする人も多いですね。
ロクロ成形

迷走する鳩

5月に入ってから、通勤前に777段の階段を登るトレーニングをしています。新作のマグのお披露目をするために写真を撮り、時間があるときはコーヒーを飲んだり、お弁当を食べたりします。朝寝坊したときは仕事帰りに寄ったりして、ボチボチと続けています。撮影用のマグがなくなってきたので、湯呑みやお茶碗などを持ってきています。