風鈴を作ろうー仕上げ編
北海道は夏が短く過ごしやすいせいか、あまり風鈴に馴染みがなく、どこの家にも風鈴がある訳ではないんです。冬はキャンドルポットをいっぱい作ったから夏は風鈴をいっぱい作ろうという軽いノリで始めた風鈴作りですが、実際に作ってみると難しくて、全部違う音が鳴るし、響きが悪いものもありました。舌と本体の位置、短冊の大きさやぶら下げる位置で、音の鳴り方も変わってくるので、位置を調整するために何度も結び直すこともありました。
実際に陶芸家が作った手作りの風鈴を買ってみたんです。買う時には音色を確認するために自分で揺らして音を確かめてみましたが、それを実際に飾ってみると風が吹いても全然鳴らない...こんなもんなのかな~?と、ちょっとがっかりするものもありました。使っている粘土、風鈴本体の形、舌の大きさ、短冊の大きさ、取り付ける位置などが大きく関係することが分かりました。