風鈴×藍染め

7月11日(木)晴れ

今週末は海の日を絡めた三連休で、晴れ予報です。

私は江別で店開きをするので、夜な夜な準備に追われています。

夏は風鈴を作るのですが、風鈴作りに関しては10年ほど前から取り組んでいます。

風鈴といえばガラスのイメージが強いかもしれませんが、陶器の風鈴も使う粘土によって、かなり良い音がします。

粘土は大きく分けると、土を原料とした「陶器」と石を原料とした「磁器」がありますが、その中間的な「半磁器土」を使うようにしています。

今年は藍染めを始めたこともあり「藍」をモチーフにした作品作りをしていきたいと思っているので、釉薬は陶友会から譲り受けた「瑠璃釉」を試してみました。

半磁器土は透明の釉薬を掛けると真っ白に焼き上がります。瑠璃はそもそも青いので、酸化でも還元でもさほど変わりはないと思っていましたが、濃度が濃かったものの発色がとても綺麗でした。

風鈴の本体だけでは音は鳴りません。中にぶら下げる「舌(ぜつ)」と風を受ける「短冊」とそれらを繋ぐ「紐」が必要です。

舌は同じ半磁器土で作り、短冊は藍染めした手ぬぐいを使いました。

どんな音を奏でるか楽しみです。

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