初窯、本焼き火入れ

7月7日(日)曇りのち雨

昨日、素焼きが終わった器に釉薬を掛け、窯詰めの作業が終わったのが、23時過ぎでした。
セルフスタンドでポリタンク2個分の灯油を買い、今朝は4時に起きて行動を開始しました。

今日は「山」ではなく「窯」です。

後にも先にも一度しかない初窯の本焼きの火入れです。
朝5時にスタートし、今のところ大きなトラブルは発生していません。

13時に900℃になるように灯油の量と酸素の量を調整しています。

900℃になったら、窯の中を酸欠状態にして「還元焼成」をします。酸素の送り込みを制限することで、素地や釉薬に含まれる物質と酸素の結合を防ぎ、すでに含まれている酸素を放出することで質感や色味を変化させます。

電気窯でも還元焼成できるものもありますが、灯油窯はこれが得意なのです。
自分で火力を調整するので毎回同じにならないのも面白く、不安定でもワクワクすることが好きなのです。

これまで沢山の人のサポートを受けてきました。陶芸を生業にしている先生方も力を貸してくれています。

このメッセージで紹介してきた人やお店が色んな所で関わっていて、最後は全部繋がってきました。

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