ツクリテとして思うこと

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5月12日(火)晴れ

空知もポカポカ陽気の日が増えてきました。長期予報では、今年の夏も昨年並みかそれ以上に気温が上がりそうです。

たっぷり雪が降る地域では、水の心配は少ないと思いますが、水不足が深刻になっていく地域もあるでしょう。

私たちの暮らしの中には、普段その存在を意識することのないものが、驚くほど深く関わっています。

そのひとつが「ナフサ」です。

新聞でも見るようになりましたが、ナフサはプラスチック製品や日用品、衣類、医療資材など、私たちの生活を支える多くのものの原料になっています。

中東情勢が不安定になり、ナフサの価格が上がり続けています。

日本が使うナフサの多くは、中東の原油から作られています。そのため遠い国の紛争や緊張が高まるたびに、私たちの暮らしにも影響があります。

欲しい人が増え、作る量が追いつかない。

市場の仕組みとして、価格が上がる自然な流れとも言えます。

世界では今もなお、プラスチック製品の需要が高く、特にアジアではその勢いが続いています。

さらに追い打ちをかけているのが「円安」です。

同じものを買っているのに、支払う負担だけが増えていく。

その影響は、やがて包装資材や日用品、食品容器などを通じて、私たちの暮らしの隅々へと広がっていきます。

遠い国の出来事、世界の需要、為替の動き。

一見すると自分とは関係のない話のようで、実は私たちの生活は、思っている以上に世界と繋がっているのです。

私たちは今、これまで人類が便利さや豊かさを追い求めてきた代償と向き合う時代を生きています。

もちろん、科学技術やAIの進歩が、新しい希望を生み出してくれる可能性はあります。

けれど、どれほど技術が進歩したとしても、自然の時間を、人間の都合だけで巻き戻すことはできません。

そして今、格差社会は急激に広がっています。最初に厳しい現実に直面するのは、力の弱い人たちです。

地球を守るという大きな話ではなくても、せめて、自分の暮らしの足元から。

未来に恥ずかしくない選択を、少しずつ重ねていくこと。

それが、今を生きる私たちにできる、小さくても確かな希望なのだと思います。

今年で陶芸を始めて20年になりますが、当時の器は今でも食卓に並んでいます。

そんな風に使ってもらえるモノ作りをしたり、ご自分で体験してもらいたいと思っています。

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