7月31日(木)曇り
カムチャッカ半島でM8.7の地震があり、現在も津波注意報が続いている地域もあります。
津波は流れが強く、漂流物を巻き込んでくるので、たとえ膝下であっても油断はできません。沢登りを経験するようになって、これがよく分かるようになりました。
内陸に住んでいるので、津波に関しては気を抜きがちなのですが、2016年の立て続けにきた台風による豪雨災害では空知管内の河川も氾濫しています。
異常気象が続いているので、こうした災害はいつ起こるか分かりませんから、もしもの時にすぐに避難できるように心がけておきたいものです。
私のアトリエは万が一の時にシェルターになるようにと思って色々準備をしています。外気の影響をダイレクトに受けるので、夏は暑く、冬は寒く、決して快適な環境ではありませんが、電気がなくても何とかなるようにしています。
次はトイレをどうするかという問題がありますが、今年に関してはイベント時期だけレンタルという手もあります。
私の山友たちは楽しくて逞しいのですが、普段は高層階のマンションに住んでいても、インフラのない環境で数日間過ごす術を持ち合わせています。
「ソラチカラ」は、私の「人生」と「好き」を集めた空間です。
陶芸を始めてモノ作りの素晴らしさを知り、登山を始めて生き方を学びました。
継続することの大切さ、自然の脅威、そして、強さと柔らかさ。
行く先々でかけがえのない出会いがあり、私の人生に彩りを与えてくれました。
とても価値のある期間だったし、これからもそうでありたいと思います。
地球上には80億人の人がいます。
私が何に夢中になっている時期に出会ったかで、印象が大きく変わると思いますが、この出会いは決して偶然ではないのです。
アトリエの天井まわりの整備が一気に進みましたが、これまでコツコツ集めてきたお気に入りの作家さんの作品を展示しています。
芸術の森のイベントで隣のブースにいた作家さんの「ヒンメリ」に興味を持ちました。
これはフィンランドの伝統的な装飾品で「光のモビール」と言われていて、リラックス効果、集中力向上、空間認識能力の向上、創造力やデザイン力の向上など、様々な効果が期待できます。
灯油窯の上に飾る予定でしたが、光とクリエイティブなパワーが中心に集まるように、アトリエのセンターに飾ることにしました。

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