小樽海岸自然探勝路

9月6日(金)晴れ

9月に入ってから北海道は一気に秋の気配が漂うようになりましたが、週末は気温高めの晴れ予報です。行楽日和ですね。

私は北海道全域が好きで、あちこち出かけるのですが、比較的人が少ない山や森が主なフィールドです。

反面、水に関することは苦手で、洗顔やシャワーがギリギリです。耳が水に浸かる高さになると完全にダメなので、泳げないし、潜れないです。小さい頃、あるいは前世に何かあったのかもしれません。

空知は海に面していないこともあって、小さい頃からあまり馴染みがなかったです。一番近い海は浜益になりますが、砂浜は白くなく、海もそれほど青くないですね。

日高の山で沢歩きには慣れてきたし、暑い日はとても気持ち良いです。本格的なのはやらないと思いますが、水には浄化作用があり、海や湖には山とはまた別の美しさがあります。

今日は「小樽海岸自然探勝路」を紹介します。

ここは道内屈指のロッククライミングのフィールドです。クライマー(登る人)とハイカー(歩く人)は、海と山ぐらい違う世界だと思いますが、自分の身体を細部まで使い、忍耐力や思考力が養われる究極のスポーツだと思います。

クライマーに愛されるスポットですが、ほどよく観光化されているのです。

駐車場はいくつかありますが、祝津側(ホテルノイシュロス小樽のすぐ上)か、赤岩駐車場がおススメです。

ここから見応えのある「下赤岩山」付近までは片道20分ほどです。どちらから歩いても傾斜はありますが、整備されているので、スニーカーでも歩けます。いくつか展望スポットがあり、柵を越えると眼下に広がる海岸線を見渡すことができます。

祝津⇔赤岩駐車場までの区間(1.5km)はとても歩きやすく、景色もいいので、どちらに車を停めてもいいと思います。往復しても3kmなので、景色を見ながらのんびり歩いても所要時間は1時間半ぐらいだと思います。

もっと歩きたいならばオタモイ側までずっと歩くこともできます。私は上級者向けの「胎内巡り」をしてから、赤岩山を経由し、山中海岸まで歩き、来た道を引き返したので、12kmほど歩きました。

小樽観光といえば、小樽運河を散策したり、ガラス工芸などを見ることが多いかもしれませんが、ほんの少し足を延ばすだけでこんなに美しい景勝地があるのです。

機会があれば、オタモイ側も歩いてみようと思います。

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