開窯イベントを終えて

11月25日(月)曇り

盆と正月とクリスマスと誕生日が同時にやってきたようなイベント盛りだくさんの2ヶ月間でしたが、久々に頭と身体がフル回転しました。

20代の頃はパソコン教室をやっていて、毎日たくさんの生徒さんを迎えていました。週末はイベントをやり、毎月お便りを作って郵送し、ホームページやブログを更新していました。

それが好きだったし、天職だと思っていたので、毎日楽しかったし、新しい出会いも沢山ありました。まともなものは食べていなかったので、私の身体を心配して、お弁当を作ってくれる人も多く、お母さんが沢山いる感じでした。

今はAIが進化して、すでにある情報はAIが瞬時にまとめてくれるようになりましたが、当時はまだまだでした。

ハードもソフトもどんどん進化するのに、日々のことをこなすのに精いっぱいで、自分のスキルアップをする時間が取れなくなり、時代の最先端を突っ走っている気持ちでしたが、ついていけなくなっている自分に焦りを感じました。

30歳を過ぎた頃には身体に異変を感じるようになりました。頭の中がギラギラして、夜は眠れなくなり、いつ日光を浴びたのかも記憶がありません。

ちょうどその頃から始めた陶芸は、身体に溜まった毒を吸い取ってくれる感じがしました。上手いとか下手とかそんなの関係なく、粘土に触れることで、ギリギリのバランスが取れていたと思います。

焼き上がった作品は、私の毒素の塊のような「いびつ」なものばかりだったし、料理もほとんどしていなかったので、自分で使うことはほとんどありませんでしたが、電動ロクロの手ほどきを受けてからは、ますますヌルヌルの世界にハマっていきました。

粘土いじりは本当に気持ちがいいです。

開窯イベントに来てくれた人のほとんどは私のことを知っている人ばかりですが、私が何をやっていた時に出会ったかで、ずいぶん印象が違うかもしれません。

このLINE公式アカウントの毎日配信は年内いっぱいで終了します。

一年前、自分の言葉を出すためのリハビリのために始めたことですが、想像以上の効果があり、やっとスラスラと出るようになってきました。

毎日の配信を楽しみにしてくれる人もいますが、これを書くのに相当な時間を費やしています。

来年からは自分が本気で取り組みたいことに時間を使っていき、こちらの配信は月2回程度にしようと思います。

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