イロトリドリ

焼き上がった風鈴を組み立てています。厚さやフォルムによって音色も違うし、組み合わせる紐や飾り玉の色によって雰囲気もガラッと変わります。
短冊の印刷はこれからですが、イロトリドリの風鈴が出来上がってきました。

北海道では風鈴を使う文化はあまりないと思いますが、音で涼を感じる日本の文化っていいな〜と思うようになりました。

マレーシアに行った時に私の持ち物を見た人からは「それは日本製か?」と聞かれることも多く、羨ましがられることもありました。電化製品からトイレットペーパーの果てまで、あらゆるジャンルにおいて、Made in Japanのクオリティの高さを再確認しました。

モノが溢れている時代に不燃物を作り続けることにジレンマを抱えていますが、身に付けたスキルやテクニックは、違う場面で役に立つことが沢山あります。蕎麦打ちがやけに得意だったり、パン作りがサクッとできるようになったのも長年菊練りをしてきた成果でしょう。

ロクロを挽いている時間が好きだし、粘土・釉薬・窯の組み合わせで無限に広がる奥深さが陶芸の最大の魅力だと思います。粘土の塊から、視覚と聴覚を刺激するアイテムが出来るってすごいことだな~と思います。

たくさんの人に見てもらって、気に入ってくれる人に長く使ってもらえるのが一番嬉しいです。見た目よりも重いのも沢山ありますが、広い心を持った里親さんをお待ちしています。

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梱包作業をスムーズに出来るようにプチプチで袋を作りました。ダイソーで売っているハンディシーラーは封を開けたスナック菓子などを再封するのに使いますが、これがすこぶる役に立ちます。単三電池2本使用しますが、熱で溶かして接着します。

手作りもいいけど、百均のアイディアグッズも侮れません。^^;

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風鈴は6月26日に出展する「サッポロモノヴィレッジ」に持っていきます。良い響きに出会えますように。