志なきものは虫(無志)である

9月10日(火)晴れ

「重陽の節句」では食用菊を浮かべた日本酒を飲むと良いそうですが、食用菊は田舎のスーパーには置いていなかったです。

端午の節句だと賑やかなポップをあしらった特設コーナーが設けられますが、重陽の節句コーナーは見たことがありません。

きっとそうだろうと事前にネットで調べていたのですが、500円ほどの商品に倍以上の送料がかかるので、見合わせていました。

まれにお洒落なレストランのサラダに食用花をあしらっていることがありますが、主食のお米の値段が上がることに敏感になっている消費者が多い中、食用菊を買い求める人は極僅かだと思います。

世の中は需要と供給のバランスで成り立っています。買う人がいなければ、生産量は少なくなり、コストは高くなり、ますます店頭に並ぶ機会は減っていきます。

ゲン担ぎのような意味合いはあるかもしれませんが、菊がなければ夢が叶わないわけではありません。

必要なのは「菊」ではないのです。

大切なのは「何を目指し、どこに向かうか」です。
もっと大切なの「どんな心で」です。
企業でいうところの「理念」ですね。

そして「誰と」歩むかも大事です。

私はこの数年で急激に落ちたアウトプットレベルのリハビリのために、毎日こうして書くことを選びました。何も浮かばないこともあるし、あっという間に書き終わることもあります。

流行りのChatGPTの助けを借りれば、もっと気の利いた文章になると思いますが、私がこれまでに見てきたこと、経験してきたことは私にしか分からないのです。

欲しいものは手に入れてきたし、必要なスキルは身に付いています。

私は十分に満たされていることを感じるようになりました。
それをアウトプットすればいいのだと。

登山とウィンタースポーツをする者にとって、11月は端境期です。夏の装備を片付けて、長い冬に向けて準備をしていく時期でもありますが、私は文化活動に勤しみます。

11月2日から14日まではアルテピアッツァ美唄で個展をします。
11月16日と17日はサッポロモノヴィレッジに出展します。
11月23日と24日は自分のアトリエで開窯イベントをしたいと思っています。

重陽の節句には金滴酒造のお酒を飲みました。

これはラベルのデザインで選びましたが、お猪口とセットにして、御礼に使えたらいいなと思いました。

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