広げ人・畳み人・助っ人

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12月5日(金)雪

自分の誕生日が根雪の目安とは書きましたが、一晩で20cmほどの雪が降りました。本当に根雪です。

水分を多く含んだふわふわ雪が沢山降り、夜中一生懸命に作業をしてくれる市町村や民間の除雪チームの働きで、路面の雪は圧雪されていきます。

ここまでいくと車の運転もしゃすくなるのですが、降ったり、解けたりを繰り返して、ツルツル路面になるブラックアイスバーンがとても危険です。

私が一番好きな季節は冬です。辺り一面が銀世界に変わると、テンションが上がって、それはもう犬のように喜びます。冬期間の灯油代や除雪業者への支払い等などの光熱費がグンと上がるのですが、ここに住むことを選んでいるのだから仕方ないでしょう。

私は北海道が大好きで、選びきれないほど好きな町があります。春は中標津、夏は上富良野、秋は中札内、冬は名寄かな。

そんな生活ができたら最高だなと思うけれど、それを実行に移すのはやはり難しいでしょう。となると、やはりどこにでも行きやすい空知がいいと思います。

日本はとても恵まれています。住む場所も選べるし、仕事だって沢山ある。それに気付いていない人が多いと思うのです。

雪は天然の資源です。空知の作物やお米が美味しいのは、この水源のおかげでしょう。

これほど快適な暮らしができるのは、それを支えてくれるインフラやそれをメンテナンスしてくれる人がいるからです。彼らの支えがなければ、私たちは何もできないと思います。

水が出なかったら?
電気やガスが止まったら?
トイレが流れなくなったらどうします?

私達の身の回りのものは、全てといっても過言でないぐらい値上げしていると思います。
だからといって、それらを行政や他人に頼らず、自力で調達できる人はどれぐらいいるのでしょう。

お金は「ありがとう」の対価です。
自分ができないことや助けてもらったことに対しての御礼です。

11月23日の勤労感謝祭は、私のアトリエの整備をしてくれた方々への御礼として、軽い気持ちで企画しましたが、結果的にはとても大きな規模になってしまって、さらに働かせてしまうという事態になってしまいました。鬼か!

「広げ人」というのは、大きな風呂敷を広げるだけで、大したことはできません。

実行に移すのは「畳み人」です。12人の畳み人にさらに助っ人6人が加わり、合計18人に支えられたのです。

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