アメニモマケズ

化粧掛け・絵付け

メイクアップにかかる時間

陶芸では仕上がりの色を決める方法が何通りかあるんですが、私の知っている限りではこのぐらい(↓)でしょうか。1.粘土本来の色(基本は白系・赤系・黒系になると思います)2.白系の粘土に「顔料」を混ぜて、色付きの粘土を作る3.素焼き前の半乾きの作品に「化粧土」を使う4.素焼きが終わってから、呉須や下絵付け用の絵の具を使って装飾(主に絵付け)5.釉薬による色(同じ釉薬でも粘土との組み合わせで焼き上がりの色は様々)6.焼き上がった作品に、さらに上絵付け用の絵の具を使って装飾(主に絵付け)
タタラ・手びねり

北のオカリナマン

自己中なので、他の生徒さんのことはよく知らないんですが、北のオカリナマンはここ半年ほど通って来ていると思います。今日は先生と「オカリナ」の話で盛り上がっていました。粘土でオカリナを作る人は結構いるんですが、彼もオカリナ作りをされているようで、作るだけではなく、もちろん演奏もできるようです。オカリナは粘土に穴を開ければすぐに出来るのかなと思っていたら大間違いで、音階の調律はもちろん、音を鳴らすこと自体かなり難しいようです。しかも北のオカリナマンは、自分の電気窯も持っているようです。「窯元」だとは知らなかった~。(笑)
ロクロ成形

GW後半戦も陶芸三昧!

ゴールデンウィーク後半に突入しましたが、今日は天気がイマイチだし「えべつやきもの市」に持っていくための器づくりに専念しなければなりません。去年私の器を気に入ってくれた人がまた来てくれるかもしれないし、新しい里親が見つかるかもしれません。あと1ヶ月ほどは制作に集中しなければならないので、午後から陶芸教室にやってきました。今日は先生の講座がありますが、連休ということもあってか予約は少なめでした。雪が多かったわりには雪解けが早く、桜の開花も早いようなので、遠出する人も多いんでしょうね。私もたまには遠くに放浪したいです。
ロクロ成形

手を掛ける時、掛けない時。

前回、化粧土を掛けて保管しておいたお茶碗とスープカップの掻き落としをしておきました。これまで化粧土をズブ掛けした器は、本焼きで剥離したり、ダマになったりして、うまくいかなかったことが多かったんです。今回は、化粧土を漉してから使いました。筆で何回かに分けて重ね掛けをしてから、発泡スチロールで、じっくり乾燥させておき、カンナでスパッと掻き落としました。この段階で、丁寧に手を掛けると仕上がりに大きく差が出てきます。
キャンドルポットプロジェクト

カービングに挑戦!

これまで作ったものは、上からキャンドルを入れるタイプのものばかりだったんですけど、横から出し入れできるタイプもいいかなと思い、細長い形や口の窄まった形も挽いてみました。穴を開けるのではなく、カービングしてみたんですけど、調子に乗りすぎて、開けた穴が大きすぎて、これじゃ雨風に強いと思えないね。(笑) 私はどうもやりすぎる傾向にあります。
粘土の話

粘土のコンディション

3月から活動を再開している水曜夜の陶芸サークルに復帰してから、今日で3回目になりますが、去年から持ち越している粘土との格闘が続いています。磁器と陶器の特徴を併せ持った「半磁器土」は、仕上がりが真っ白になるので、わりと好きなんですが、固くなってしまうと、使いやすい状態に戻すまでにとても苦労します。キメが細かく、ゴムみたいな感触で、きちんと菊練りで空気を抜いておかないと、ロクロ挽きのときに、空気が抜けてくれなくて、ぷくぷくしちゃうんです。
出店準備

えべつやきもの市出店案内

年もえべつやきもの市の出店案内が届きました。出店料が消費税分値上がりしていて「25,750円」になったようです。かなり痛い出費ではありますが、これも勉強代と思っています。去年は初めて一人で出店しました。大変なこともたくさんありましたが、思ったよりも売れ行きが良かったし、とてもいい経験ができました。去年の反省を踏まえて、今年はコラボ出店を考えていたんですが、意中の人を口説き落としました。正式に決まったら、広報活動をガンガンやっていきます。
ロクロ成形

失敗がいっぱい

陶芸歴は結構長いんですが、ものすごく不器用だし、飲み込みも悪い方なので、最近習い始めた人にもどんどん追い越されていきます。それでも、私には私の世界があるし、私にしかできないこともあると思うので、自分がいいと思うものを作っていきたいと思います。しかし、未だに初心者レベルの失敗も沢山あって、本当にダメだなと思うこともあります。赤いラインを入れているので、よく分かると思いますが、口が平行でないんです。これは、削りの時に湿台にうまくセットしていなかったこともありますが、そもそもロクロ挽きもちゃんとできていないし、その前に菊練りがうまく出来てないんだろう...と思います。粘土がきちんと練れていると挽きやすいし、削りやすいし、全ての過程において、スムーズにいくんです。
ロクロ成形

使いやすく、重ねやすいこと。

最近のお気に入りは大きめのスープカップです。取っ手のある器の場合、重ねて保管するのが難しくて意外と収納スペースを取ってしまうんですが、この位置ならば、それなりに重ねて収納できるんです。パッと見た感じは「使いやすさはどうなのかな?」と思いましたが、これが案外使いやすくて、とてもいい感じなんですよ。大きくて、深さがあれば、とりあえず何でも入れられるしね。自分用におろしたスープカップは、飲むヨーグルトを入れて、ゴクゴクと飲んでいますが、野菜をたっぷり使った食べるスープにピッタリです。
採取した粘土の研究

食卓デビューの日

焼き上がった器たちは、この試練を与えてくれた工事業者の方へ送ったんですが、その後、実際に食卓にデビューした写真を送ってくれたんです。手前のお茶碗、湯呑み、花型の中鉢が採取した粘土で作った器です。手間も時間もかかりましたが、とても喜んでもらえたし、実際に使ってもらえて、私もとても感動しました。
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