2014-06

アメニモマケズ、カゼニモマケズ

ハシゴ陶芸

陶芸を始めて8年ぐらいになりました。ロクロを挽くのが好きで、無限に広がる色の組み合わせを試すのが好きなので、鬼のように器がたまっていきます。趣味とはいえ、使い物にならないものを作り続け、まるでエコじゃない自分に嫌気がさしたので、3年前からはプロに手ほどきを受けて、それなりに真面目に取り組んできたので、やっとマシになってきたかな...と思います。 私は窯元ではないので、器たちを作るためには、どこかの窯に入れてもらわなければなりません。これまでもあちこちの窯でお世話になりましたが、同じ電気窯でも粘土・釉薬・焼成温度によって、焼き上がりの雰囲気は違います。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ

素焼きの手順

陶磁器は基本的に「素焼き(700℃~)」と「本焼き(1,200℃~)」の2回焼成をしますが、よりオリジナリティを出すために何度も本焼きをする窯元もあります。窯の種類は、電気窯、ガス窯、灯油窯、薪窯などがありますが、一般的には温度が安定している「電気窯」が多いですね。 窯入れ~温度チェックなど公民館に何度か足を運ばなければいけないんですが、こういった作業は全てお任せしてたんですけど、今回は自分で全部やることが条件です。
アメニモマケズ、カゼニモマケズ

粘土が器になる感動

先週末、グループ展「POINT」を見に行ったとき、陶芸家の橋本忍氏のきっかけの話を読んで、私も全く同じ気持ちだったことを思い出しました。粘土の塊から実際に使えるものが作れることにとても感動したし、粘土×釉薬の組み合わせは無限なので、一生続けられる趣味ができたと思いました。それからは、色々な「モノ作り」に関してとても興味を持つようになりました。