命をいただくということ

5月1日(水)晴れ

先日、長沼の「卵ラン農場ムラタ」さんに行ってきました。こちらは平飼いの養鶏農家なのですが、私が北海道で一番好きなソフトクリーム屋さん「ましゅれ」の隣にあるので、以前も購入したことがあります。

鶏の飼育方法については、3月30日の「時短ゆで卵」のメッセージで触れています。

直売所に人影がなかったので、入口に張られていたチラシの電話番号に連絡を入れると、ご主人が対応してくれました。卵は大きさに関係なく10個で600円でした。ロールケーキ用に一番大きなサイズを分けてもらいましたが、2Lサイズのパックの蓋が閉まらないほど大きいのです。

本気モードの一眼レフで、積み上げられた卵の撮影許可を請うと、私が業界の人間かと思ったのでしょう。与えている餌について詳しく教えてくれ、鶏舎を案内してくれるというのです。

突然の養鶏場ツアーにテンションが上がりました。

私の鶏と卵に関する知識といえば、栄養価が高く、有精卵と無精卵があって、茶色い卵は茶色い身体の鶏が産んで、白い卵は白い身体の鶏が産む、その程度です。

こちらでは産まれたばかりのヒヨコを仕入れて育てているそうですが、生後5日目のヒヨコたちが元気に動き回っていましたが、可愛いのなんのって。

メス鶏は生後120~150日頃から安定して卵を産むそうですが、メスの中に一定の割合のオスが入ると有精卵になるそうです。

毎日卵を産むわけではありませんが、8割(100羽いると80個)ぐらい採卵できるそうです。

しかし、いつまでも卵を産み続けられる訳ではありません。採卵鶏であるメス鶏は約2年で仕事を終え、その生涯を閉じることになります。

一年ほど前に鳥インフルエンザが流行し、北海道の養鶏場でも鶏が大量に処分され、スーパーから卵が消えたことがありました。

自分の食卓のことに敏感な人は多いけれど、その背景がどうなっているのか考える人は意外と少ないような気がします。

産まれたばかりのオスのヒヨコはどうなるのか、卵を産めなくなった鶏はどうなるのか。
鶏だけではなく、牛や豚も同じです。

命を分けてくれた動物たちと、その命に向き合う生産者に敬意を払う必要があると思うのです。

とてもいいお話が聞けたので、別の機会にまた紹介したいと思います。

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