誰かの風が、誰かの翼を軽くする

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3月20日(金)晴れ&春分の日

今日は昼と夜の長さが同じ、季節を分ける節目です。

「これから明るくなっていく」という事実に、背中を押される気がします。

朝の散歩ルートを変更して、近くの公園を一周しました。隠れていた階段の雪も解けて、長い冬の下にあったものが現れてきました。

気温はまだ氷点下、沼にも氷が張っていますが、光はやわらかくて、確実に季節が動き出しているのを感じます。

空を見上げると隊列を組んだ渡り鳥がいくつかのチームに分かれて飛んでいました。

渡り鳥は、先頭が疲れたら自然と入れ替わるそうです。

先頭は特別な存在ではなく、その時、その役割を担う者。

一羽が風を切り、次の一羽がその上昇気流に乗る。
この連鎖が、群れ全体のエネルギー効率を高めていきます。

彼らはただ、「誰かの風が、誰かの翼を軽くする」。
その単純にして合理的な仕組みを、今日まで守り続けているのです。

リーダーだから頑張る、ではなくて。
今この瞬間、自分にできることをやる。

その積み重ねが、チームを前に進めていく。
今回のプロジェクトも、まさにそんな編隊のようなものだと感じています。

出展してくださる方。 関わってくれるスタッフ。 そして、足を運んでくれる皆さん。

誰か一人がすごいのではなく、みんなで風をつくり、みんなで進んでいく。

私たちはまだ、飛び方の途中です。
ときにはバランスを崩したり、迷ったりしながら、それでも同じ方向を見て進もうとしている。

でもきっと、この「一緒に飛ぼう」とする感覚があれば、今より少し遠くまで行ける気がしています。

新しい流れの中で、私たちもまた、ひとつの編隊として。
それぞれの場所から、風を感じながら。

風を分け合い、負担を分け合い、誰もが全体を支えている姿。
そこには命令も上下関係もなく、ただ合理と信頼だけが流れています。

「人の社会も、本来はこうあるべきなのかもしれない」

けれど人の社会では、支え合うための仕組みが、いつの間にか縛り合うものに変わってしまうこともあります。

春分を迎え、季節は大きく動き始めました。
お世話になったそっち岳は今日で終了です。

スタッフへの差し入れに滝川のやまき製菓店でおはぎと桜餅を買いに行きましたが、店内は賑わっていました。

春を迎え、心軽やかに。

さぁ、今日もまた一歩。

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