9月4日(水)晴れ
今週に入ってから晴天が続いていて、今日も朝から気持ちのいい天気でした。朝晩の冷え込みは強くなっています。昼と夜の寒暖差がある年は紅葉の色付きが良いと言われます。
まだ公式情報では流れていませんが、すでに大雪山では紅葉が進んでいるようです。層雲峡からロープウェイとリフトを乗り継いで、七合目まで行ける人気の黒岳(1,984m)は、山頂付近の色付きが始まっています。
例年、9月中旬頃には初雪の便りが届きますが、これはちょうど富士山(3,776m)と同じぐらいです。
9月の山は様変わりします。スカッとした秋晴れの日は、夕方になると一気に冷え込み、放射冷却で夜は氷点下になることもあります。重ね着で体温調節をしていきますが、手袋一つあるだけでかなり違います。
紅葉時期の人気の登山コースは「高原温泉」だと思いますが、ほぼ観光地といっていいほど整備されています。ヒグマの目撃情報も多いですが、紅葉時期は人・人・人です。ヒグマの気分で、その日歩けるルートが規制されますが、監視員がいる安心感もあるでしょう。
ピーク時はマイカー規制されるので、ごそっとシャトルバスで運ばれます。
今日は「愛山渓温泉」を紹介したいと思います。
こちらも紅葉時期には人気のコースですが、マイカー規制もなく、高原温泉よりも歩く距離は長くなりますが、ルートがいくつかあるので、比較的混雑は避けられると思います。
愛山渓温泉は大雪山系の登山口になりますが、ロープウェイやリフトなどはないので、最初から自分の足で登っていきます。永山岳方面まで登っていくと、ぐるっと周回できるのですが、沼に映る紅葉を見るだけならば、三十三曲分岐から沼ノ平方面へ進むのが最短です。
見応えのある六ノ沼まで片道3.6km、参考タイムで2時間です。沼付近は木道が整備されていますが、登山装備は必要です。
足首まで覆うしっかりした登山靴を履く人も多いですが、足回りについては好みがあります。私は長靴で歩くのが好きなので、春と秋は長靴で、夏は軽くて濡れてもすぐに乾くトレランシューズを履いています。足首も自由になる方が好きなので、ローカットを好みます。
写真は全部違う日ですが、沼ノ平周辺のものです。
愛山渓温泉の鄙びた雰囲気も良いし、隣のヒュッテは格安で宿泊できます。神戸の山友に紹介したら、気に入って2泊していました。
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