一日休養、一日教養

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9月4日(木)晴れ

経営の神様として有名な松下幸之助は、日本の企業でいち早く週休二日制を導入し、社員の意欲向上と社会人としての成長を促すために「一日休養、一日教養」という考えを提唱しました。この理念は、週休二日のうち1日を心身の休養に、もう1日を自己啓発や学びに充て、社員が仕事を通じて社会に貢献する能力を高めることを目的としたものです。

私の休みといえば山か陶芸のどちらかで、好きなことばかりやっていますが、それらの「好き」に深みを与え、人生のステージを上げられるような勉強をしていきたいと思っています。

昨日は仕事を早退し、札幌に行ってきました。
目的は「北海道アウトドア検定」という試験を受けるためです。

私の登山歴は15年以上になりますが、山岳会に所属した経験もないし、特別な勉強をしてきたわけでもなく、ただ歩いてきただけです。

主な情報源はインターネットです。「ヤマレコ」や「YAMAP」といった山専用のコミュニティサイトで情報を得ています。

スマホアプリはとても優秀で、地図をダウンロードしておけば、目的地までの到着予想時間なども出るし、ルートを外した時は警告も出ます。

専門的な知識がなくても、こうしたアプリを使えば、歩けるようになっていきます。

今、北海道はヒグマの話題ばかりが目につきますが、全国的には遭難や滑落といった山岳事故がとても増えています。これは情報とテクノロジーに頼り過ぎていることも一因だと思います。

今更ですが、アウトドアに関しての基本的な知識を勉強しようと思いました。学習に必要なテキストは4冊あり、春先に全部購入していたのですが、1冊目の最初の方しか読んでいない…

この検定試験は基礎分野と応用分野の2部門あり、両方に合格すると、次のステップとして、アウトドアガイド(専門分野)の受験資格が与えられます。

試験は年2回(9月と2月)なので、受検申込だけは済ませておきました。結局、その1冊しか読めなかったのですが、実力試しに行ってきました。

○×問題や四肢択一なので、普段から登山をしている人ならば、5割は取れると思いました。しかし、北海道の成り立ち、アイヌの歴史、自然遺産、動植物について、地図や天気図の見方、ロープワーク、救命救急など出題範囲は多岐に渡っています。

合格点を取るにはしっかり勉強しないとダメだと思いました。

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