12月15日(月)曇り
土曜日の早朝から道東方面へ挨拶回り「循環トリップ」に出掛けました。最寄りのインターから高速に乗り、旭川周辺は猛吹雪でした。
冬道の運転は慣れていますが、トラックに追い越された時に舞い上がる雪で視界がなくなるのが怖いですね。特に気温が低い時はサラサラ雪でしばらくホワイトアウトになります。
白滝付近で雪は止みましたが、今度は路面ツルツルの緊張感に変わりました。
しかし、こうやって変わる景色を見ながら運転している時間がとても好きなのです。道東方面の横に広がる風景は別の国に来たような感覚になります。
移動中は用意してきたおにぎりやお菓子を食べながら、耳から学ぶようにしています。最近はVOICYで人気のコンテンツを聴いていますが、視覚情報を使わずに耳だけで情報を得られる「ながら聴き」は効率的に学習や情報収集ができます。
ずっと聴きっぱなしだと耳も疲れてくるので、無音でただただ運転していることもあります。色々なアイディアが浮かんでくるので、自分との対話の時間なのかもしれません。
やはり一番大切なのは「他者からの情報」よりも「自分の行動」だと思います。
先人から学ぶことは沢山ありますが、それを聞いているだけでは、1mmも前に進んではいないのです。とにかく一歩、自分の足で進むことだと思います。
やらない言い訳はいくらでもできる。
でも、それは「やる理由」なのです。
私は毎年12月に道東へ行くのですが、目的は私が人生の道標としている佐伯農場の佐伯さんに会うためです。11月の勤労感謝祭にスペシャルゲストとして来てくれる予定でしたが、インフルエンザに罹患して、キャンセルになってしまったのです。委託販売用に預かっていた佐伯農場のグッズの返却もありました。
そこで道東方面の方々へ一気にご挨拶に回り、地元の方におススメのスポットを案内してもらおうという試みです。
私が好きな空知の味覚を手土産にするのですが、鶴沼ワイナリーから白ワイン「ミュスカ」を仕入れました。食前酒にしてもいいし、フルーティでお酒があまり得意でない方にも好まれます。炭鉱夫が食べていた「がんがん鍋」も好評だったので、前日に用意しておきました。
気ままな一人旅も好きなのですが、その土地に根を張った人たちの情報には深い愛と歴史があり、それを感じられる素晴らしい旅になりました。

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