摩周そば　道楽

12月16日（火）曇りのち雪

趣味は何かと聞かれれば「陶芸」と「登山」と答えます。冬は登るよりも滑るのが好きなので、ゲレンデ滑走が主ですが、膝を曲げて踵を上げて滑る「テレマークスキー」がお気に入りで、今年で11年目に入ります。

スノーボードも20年ぐらいやっていましたが、やっと乗れるようになってきたテレマークが楽しくて仕方がないのです。

私は何をやっても飲み込みが悪いし、人並みになるまで何年もかかります。それでも、楽しいなと思ったことは続けてきました。

立つのもやっとだったのに、今は何とか麓まで下りてこれるようになったし、私の影響を受けてテレマークを始めたという人もいます。

「あの人があの状態で滑れるようになったんだから、自分もできるかも」というお手本になれたかもしれません。

中空知は豪雪地域ですが、スキー人口は激減しているでしょう。ナイター営業を続けている新十津川の「そっち岳スキー場」は、とても小さなゲレンデですが、北斜面で雪質は最高です。

昨晩シーズンインしましたが、周囲が山で囲まれているので、風の影響を受けにくく、風が強い日も休業になることはまずありません。

強みは何かと聞かれれば、陶芸でも登山でもテレマークでもないのです。

やはり「フットワークの軽さ」だと思います。仕事が終わってから、函館に行こうと思えば、着のみ着のままでサクッと行ける。ガソリンだけ入れればいい。

実際にはそれなりに準備はするし、そうもいかない事情はあるけれど、それぐらい何処かへ行く事は、トイレに行くのと同じぐらいの感覚なのです。

循環トリップの話はまだ続きますが、北海道は広くて雄大です。

ご挨拶回りという名目ですが、変わる季節と景色を見に行きたい、出かけたいのです。

勤労感謝祭には美幌からのゲストもいたので、ご挨拶のついでに美幌峠周辺を案内してもらい、その後もおススメのお店を案内してもらったのですが、釘をも溶かす川湯温泉に移動しました。

川湯温泉はお気に入りなのですが、温泉街はとても寂しくなっています。今後、星野リゾートの再開発計画もあるようなので続報が気になっています。

ランチは近くのお蕎麦屋さん「そば道楽」に行きました。人口減と高齢化で外食できるお店も少なくなっていると思いますが、田舎そばと付け合わせのかぼちゃが美味しかった。こういうのがいいんです。