寒くて厳しい北海道の冬の夜がほっこりとなるような「キャンドルポットプロジェクト」をやろうと思って、ぼちぼちと準備を進めています。キャンドルポットは時短のために「テラコッタ粘土」を使って、素焼きで仕上げるようにしますが、今回のプロジェクトは器を作るだけではなくて、中身のキャンドルも手作りしようと思っているんです。これまでキャンドルを作った経験などありませんが、ネットで詳しく紹介されているページも沢山あるので、何とかなりそうな予感がしました。
1回目の制作が終わりましたが、長くなりそうなので、結果からにします。(笑)
イメージ通り出来たものもあるし、出来なかったものもありますが、私にしてはうまくいった方だと思います。家にあるものでできるし、しかも、めちゃくちゃ楽しいんです!
キャンドル作りのアイディアやヒントを出してくれる人やお手伝いをしてくれる人がいないかな~と思っているんですが、私が実際に作った方法を反省点を交えて紹介しますね。
用意したもの
計量カップ3個、クレヨン、シリコン型、カップケーキ型、仕切りケースは、すべて百均で揃えました。紙コップ、割り箸、カッター、たこ糸、香水などは家にあったもので、ロウソクは仏具用の使いかけのものです。今回は使わなかったものもありました。
ロウを溶かす
ロウは鍋で直接溶かさず、軽量カップに入れて湯煎で溶かすことにしました。芯がついたままポキポキ折っただけです。芯の焼けた部分は、あらかじめカットした方がいいですね。湯煎だとロウが溶け始めるまでに、かなり時間がかかりました。紙コップの方が早かったですが、何度か繰り返すと破れてしまいました。小さめの鍋に入れて湯煎にした方が熱が伝わりやすくて効率がいいかもしれませんね。ちなみに水分がロウに混ざってしまうとキャンドルの品質が落ちてしまうようなので、湯煎しているお湯を沸騰させないようにします。
座金の代用品
キャンドルの芯を固定する「座金(写真中央)」があればいいんですが「クリップ」を使ってみることにしました。この座金は芯付きでもさほど高くないんですが、あるもので何とかなれば、それでいいんです。
ケースに芯を固定する
ロウを流し込むケースは、紙製のカップケーキケースにしましたが、5枚で100円でした。牛乳パックなど紙製の入れ物もよさそうですね。割り箸で芯を固定します。この芯は溶かしたロウについていたものをリサイクルしました。
溶けたロウに色を付ける
ロウに色を付けるには、クレヨンを使いました。12色もあれば十分なんですが、24色以上のものしか売ってなかったですね。クレヨンの硬さが色々あるようですが、柔らかそうなものを選びました。
飲むヨーグルトのパックを開いたものを下敷きとして使いました。ほんのちょっとで着色できます。
湯煎したロウを紙コップに移して、かき混ぜるとすぐに色が着きます。
香りをつける
エッセンシャルオイルなどで香りを付けますが、使わなくなった香水が沢山あるので、ここで香りを付けてみました。外側からゆっくり固まっていきます。
2段目のキャンドルを重ねる
2段目を重ねます。どのぐらいの時間を置いていいのかよく分かりませんが、10分ぐらい経っていたと思います。くっきり色分けしてみたり、竹串で周りを突っついてグラデーションにしてみたりとちょっとずつ工夫してみました。
3段目のキャンドルを重ねる
少し時間を置いてから、3段目も同じように重ねていきます。後で分かったことですが、芯の部分のロウがどんどん沈んできます。
完全に固まるまで待つ
このまましばらく待ちます。カップケーキのケースは、蛇腹状になっているので、ペリペリと剥がすことができるのがいいですね。
ドライフラワーキャンドル
待っている間にドライフラワーキャンドルも作ってみました。ドライフラワーを入れたカップにロウを流し込むだけです。
できあがり
ロウが完全に固まったら、ケースから外します。色ごとに香りも変えていますが、なかなか可愛いじゃないですか~。ここまで3時間ほど掛かりましたが、ケースなどをあらかじめ沢山準備しておけば、同じ時間でもっと沢山作れると思います。
まだテストはしていませんが、キャンドルポットが焼き上がったら、早速テストしてみたいと思います。
要らなくなったロウソク、ドライフラワー、押し花などを寄付してくれる方、キャンドル作りに関してのアドバイスなど、コラボしてくれる方を探していますので、どうぞよろしく。
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