7月30日(火)晴れ
貧しさは神から与えられたパワーの根源
本好きな人のインスタで紹介されていたデヴィ夫人の著書「選ばれる女におなりなさい」がありました。
内容にさほど興味はなかったのですが、表紙に映る夫人の美しさに驚き、思わずポチッたのです。
デヴィ夫人といえばバラエティ番組での歯に衣着せぬ物言いや、体を張ったたくましい姿が印象にありますが、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚し、日本人で海外の国家元首の妻になった、たったひとりの女性です。
大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では「東洋の真珠」と呼ばれていました。
若い頃は相当美しかっただろうというのは現在の姿を見ても想像できますが、幼少期はかなり貧しい生活で、セーラー服は父親のマントに白いテープを貼り付けたものだったそうです。
しかし、貧しいながらも向上心を持ち勉学に励み、若くして高みを目指す姿は美しさを武器にしただけではないということを改めて感じました。
前半は激動の人生、後半は婚活論が主ですが、心に響く強いメッセージが散りばめられていて、読みやすくて、とても面白かったです。
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