一気に読めた本「運転者」

9月13日(金)晴れ

朝晩の気温は10℃台になり、日没は早く18時には暗くなります。

平日の日課にしている777段の階段トレーニングも朝にシフトしていますが、この気温ならば汗もほとんどかかないし、秋晴れの日は清々しく気持ちがいいです。

もうすぐ秋分の日を迎えます。
冬至までは昼の時間がどんどん短くなりますね。ついこの前、新年の目標を掲げたと思っていたのに、もうすぐ冬が来るのです。私は冬が大好きなので大歓迎ですが、そう思わない人は多いかもしれません。

昨日、本を紹介しましたが、同じ著者の本をもう一冊買っておきました。1ヶ月放置していたのですが、昨日の本がとても読みやすかったので二冊目に突入し、あっという間に読み終わりました。

amazonはとても商売上手で、これまでの購入履歴から私が好きそうな本を薦めてくるのですが、レビューを見てもかなり評判がいいのです。

しかし、これまで薦められた本の中には、私には全然向かなかったものもあるし、難しすぎて読めなかったものも沢山ありました。何年か経ってから読み直すと一気に読めることもあるので、その時の自分の状態によるのかもしれません。

知らない土地で飲食店を探す時に「食べログ」や「Google」などの口コミを参考にすることが多いと思います。食べ物の好みは人それぞれですが、大当たりではなくても、大きく外したくないという気持ちが強いのかもしれません。

私の父は兼業農家でタクシードライバーや観光バスの運転手もしていました。一度走った道は覚えていたし、運転も上手かったと思います。タクシードライバーはそのエリアを移動するプロなので、美味しいお店の情報はタクシードライバーに聞くのが一番と思っています。

とにかく車の運転が好きだった父が車から降りる時は「食べる」ためなのです。

私は何かお願いがある時は母を通して父に頼んでもらうような娘で、父と良い関係を築くことはできませんでした。今になって思うことは、食べるだけではなく、歩いて欲しかったです。

この本は、タクシードライバーの話ではなく「運」を「転」ずる「者」の話でした。

ファンタジーと自己啓発本が融合したような内容ですが、読みやすく、面白くて、最後には涙が出てきました。

食べ物も本も好みが分かれますが、宇宙の繋がりと御先祖様のことを考えるきっかけになるかもしれません。

運転者
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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