「手紙屋」さんからのメッセージ

9月12日(木)晴れ

同じ職場で働いていた方(66歳、女性)の訃報が届きました。勤続30年以上のベテランでしたが、昨年癌が見つかり、治療のため休職していた時期がありました。仕事には復帰していたので、快方に向かっていると思っていました。

ちょうど定年になる年齢なので、雇用契約を更新せずに3月に退職されていましたが、半年前まで一緒に働いていた人の訃報というのはショックでした。元々ゴルフなどもされていて、健康体に見えていたし、まだまだ若いですよね。人生これからという時期だと思います。

うちの母も大腸癌が見つかり、闘病をしていた時期がありました。カレンダーを調べてみると、2021年1月でした。便に血が混じっていることに気付き、大腸カメラで癌が見つかりました。

2ヶ月後の手術で腫瘍を切除し、それから抗がん剤治療を開始しました。髪は抜け、手足はずっとしびれていたようです。

コロナパンデミックの渦中だったので、病院もピリピリしていました。術前、術後の説明は聞きに行きましたが、病室へのお見舞いはできませんでした。

退院後は料理をするのも辛そうだったので、お弁当を作って届けていました。

当時は愛猫のドミノの闘病も重なっていました。朝は母の様子を見に行き、仕事が終わってから1日おきにドミノを動物病院へ連れていくといった感じでした。

母と猫を一緒にするのはどうかと思いますが、すごいストレスがかかっていたと思います。

人生には浮き沈みがあります。
良いこともあれば、悪いこともある。
どちらかだけ続くことはありません。

それまでの私はアウトプットの塊のような人間でした。
自分の好きなことや経験したことをどんどんアウトプットしていました。

しかし、アウトプットをしなくなると、しないことに慣れていくようです。

この頃から新聞を読むようになりましたが、活字に慣れてくると本も読めるようになるのですよね。

どうせ買っても読まなのだから「本を買うお金が勿体ない」と思っていましたが、本というのはその分野に関して徹底的に研究してきた人の叡智が詰まっているのです。

1,500円でそれらの知識を得られることが「お得」だと思うようになりました。

今読んでいる本を紹介しますね。

働くことの意義、行動することの大切さを教えてくれます。

時間は有限です。今やらなくていつやるのですか?

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