8月6日(水)晴れ
16年前の今日、父が亡くなりましたが、あの日はとても暑くて、担当してくれた納棺師が汗だくで納棺の儀をやってくれたことを思い出します。
丸16年ということは、本来ならば17回忌の法要を行うことになるのですね。
母は今日カラオケだったかしら。^^;
父と母がいなければ、私はこの世に存在していません。
そう考えると自分がここにいることが奇跡なのだと思います。
しかし、私と父との関係はあまりよくなくて、何かお願いしたいことがあるときは、母を通じて話をする可愛げのない娘でした。
父の葬儀では、真っ白な胡蝶蘭のみを沢山使ってもらう「白上がり」の祭壇にしてもらいました。それはそれは豪華な祭壇で、どこか大きな会社のお偉いさんの葬儀かと思うほどでした。
赤平は胡蝶蘭の栽培に力を入れていて「赤平オーキッド」では定期的に配達してくれるオーナー制度があり、いつも年4回(2万円)のプランで申し込んでいました。仏壇の横に飾っていて、3ヶ月ほど綺麗に咲いてくれますが、必要な時に届くわけではありません。
直売店にはかなりのお値打ち品もあるので、今年は直接買いに行くことにしました。
三本立ての大輪の胡蝶蘭が破格でしたが、私の目に留まったのは、小ぶりな青紫の胡蝶蘭でした。
これは春のイベント「春らんまんフェスタ」の会場で見たことがありましたが、世界初の天然の青色を持つ胡蝶蘭で「ブルージーン」という品種でした。
花言葉は「奇跡のめぐり逢い」
しかし、お値段は全く可愛くなくて、いつも届けてもらう胡蝶蘭の3倍ぐらいしましたが、とても気に入ったので、これを買い求めることにしました。
「子供は3歳までに一生分の親孝行をする」と言われますが、私が物心付いてからは何かしてあげたことなどなかったと思います。
亡くなった時、父はまだ62歳でしたが、すでに外見は80歳以上でした。
エンジンの付いた乗り物と食べることが大好きでした。暇を見つけては母を連れてドライブに行きましたが、歩く時は飲食店に入る時ぐらいでした。
でも、最後の方はもう何も食べられなくなっていました。
登山をしている同じ年代の方を見ていると思うのですが、ハツラツとしていて、とても若いのです。
やりたいことや行きたい場所があり、身体が自由に動くことは、豊かな人生を送る上で欠かせないことだと思います。

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