7月31日(水)雨のち曇り
早いもので7月が終わります。最近の北海道は日中気温が上がっても、朝晩は比較的涼しいのですが、本州は35℃以上の地域が多く、なんと40℃という日もあるのですね。
ヒートアイランド現象で体感はもっと暑いでしょう。
熱中症はその直前までほとんど症状がわからない(本人は気づかない事が多い)ようで、汗をダラダラかいてたのに、水分と塩分を取り忘れて、涼しい部屋に入った時にグラっと膝から崩れ落ちたりするそうです。
重症になると嘔吐や下痢を繰り返し、脱水症状が進み、命を落とす危険もあります。
山では急に身体に力が入らなくなって歩けなくなる人もいます。
小まめに水分とミネラル補給をするのがいいと言われます。私の場合、車で移動している間におにぎりを食べて、入山前にたっぷり水を飲み、フルーツと自家製の梅干しを持ち、ポケットに何個か飴を忍ばせています。
昔は山頂でお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりしていましたが、その儀式もなくなったし、生活習慣もかなり変わってきたので、食べ物の好みもずいぶん変わりました。
最後にラーメンを食べたのは5年以上前かもしれません。
今では乳製品も特別な日に食べるものになったので、以前のようにハシゴはしなくなりましたが、自家牧場のソフトクリームはやはり外せません。
先日、死ぬまでに一度は行ってみたかった興部(おこっぺ)の「ノースプレインファーム」に行ってきましたが、私のランキング首位を塗り替える美味しさでした。
興部の牛乳を使ったソフトクリームは、札幌でも食べられるのですが、ソフトクリームは原料が同じでも甘さや食感の差はありますよね。
興部町はオホーツク海沿岸の町なので、酪農と漁業が主体だと思います。牛さんは厳しい環境下で、寒さに耐えるため脂肪を蓄えます。脂肪分が高いミルクがとれるので、乳製品がとても美味しいのだと思います。
しかも、地元ではなかなか買えない「えべおつワイン」まで売っていました。
開窯祝をまだやっていないので、特別な日のために赤ワインを買っておきました。
温暖化や異常気象でそれまで作っていた作物が取れなくなる地域も増えています。車窓から畑の作物を見ると、こうして作ってくれる人がいるから、生きていけるのだなと思います。
日々の糧と生産者に感謝し、豊かな自然を後世に残していきたいですね。
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