11月26日(水)曇り
慌ただしい日が続き、日課のズリ山トレーニングをサボり気味でしたが、今朝は天気が良かったので幸福の鐘を鳴らしてきました。
標高差は200mほどですが、777段は40階建てのビルで階段を使うのと同じです。かれこれ10年近く続けていますが、最初の頃は歩きやすい4月頃から始め、暑くなる時期には終わっていましたが、近年は駐車場が規制されるまで(年間150日)登るようになりました。
階段昇降はハードですが、コツコツ続けていけば徐々に慣れていきます。私は上りも下りもペースは変わらなくて、往復20分で完結します。
上りでは心肺機能が強化されますが、下りでは太ももの前面にある大腿四頭筋が主に使われます。下半身だけで全身の筋肉の70%を占めているので、全身が引き締まり、ダイエットにも効果的です。私の体型がずっと変わらない(むしろ引き締まっている)のはズリ山のおかげでしょう。
平日のコツコツ筋トレは、週末のラクラク登山に繋がります。
今年はアトリエの整備でほとんど山には行けませんでしたが、来年は新規導入したドローンを従えて、北海道の自然を上空から撮影したいと思っています。
テレビをつけると連日熊出没情報を目にしますが、冬眠前の活発な時期なので栄養を蓄える必要があるのでしょう。北海道のヒグマだけではなく、東北ではツキノワグマの被害も増えていて、民家やスーパーなどにも出没する事態になっています。
みんな生きるのに必死です。里に下りてしまった個体の駆除については、致し方ないと思いますが、その境界線は人間が勝手に作ったものです。元々は彼らのフィールドでした。
人間以外の野生動物の目的はシンプルで「種を残すこと」です。平日とか休日といった概念はないし、仕事も遊びもないでしょう。
食べて、寝て、排泄する。
子供を産んで、命を繋ぐ。
ただそれだけなのです。
野生動物が人を襲うのには理由があります。
このどれかの邪魔をしたり、できなくなることで、排除の対象になったり、時には獲物になるのです。
人類が作ってきた発明品は素晴らしいのですが、行き過ぎた消費主義は自らの首を絞めることになります。人類は地球に対して優しくしてこれたのかなと、いつも思っています。
勤労感謝祭では、私の集客力に驚いている人もいましたが、これからは人との繋がりの話も書いていこうと思います。

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