屯田窯の生き残り

6月16日(月)曇り

新十津川陶芸まつりには、土曜日の朝一番に行ってきました。清水先生、白戸先生他、お世話になっている先生方が一ケ所に集まってくれるので、ご挨拶回りしやすいのです。

いつも差し入れを用意するのですが、滝川のヤマキ製菓店で海苔巻きを買いました。シャリは少し柔らかめなのですが、なんだか懐かしい味がするのです。コンビニはとても便利だし、商品開発も素晴らしいのですが、地元の企業を応援したいこともあり、度々利用しています。

老舗の製菓店なので、おはぎや大福もありますが、お昼にきちんと食べられるようにご飯ものにしました。おにぎりもそうですが、ご飯を海苔で包んでいる海苔巻きは手掴みでも食べられる、日本の素晴らしい食文化だと思います。

一番に清水先生のところに行き、今回の窯場の全焼について、経緯を教えてもらいました。煙突工事の不手際が原因のようですが、ここで私が正確な情報を伝えることは難しいので、別に撮影の機会を設けられないかと思っています。

再起する気持ちは満々のようです。ならばここは大きなチャンスでしょう。日本中の窯元へ注意喚起できる適任者ですから、応援したいと思います。

私の方といえば、廃業した窯元から引き受けた荷物がアトリエを占拠しています。相当な量があることは覚悟していましたが、想像を遥かに上回っていて身動きができず、非常に強いストレスを感じています。

一年かけて綺麗に整備したのにまた振り出しに戻った感じがします。一軒の窯元から出た量とは思えないほどあるのです。

毎朝、アトリエに立ち寄り、のんびりコーヒーを飲んでから仕事へ行き、終わったらまたここで過ごすというのが日課になっていました。

何か作る時もあれば、本を読んだり、ただ何もせずここで過ごしたり、そんな感じでした。

それが、この一週間は溢れかえったモノに押しつぶされそうでした。

とにかく居心地が悪いのです。

この一週間、ほとんど眠れなかったです。ちょうど一年前は窯の移設問題がありましたが、あの時は動くしかなかったのですが、今回はモノに押しつぶされて、動けなくなった感じです。

先週のライブ配信でも話していますが、この問題はこれからの大きなテーマになると思います。私だけではなく、地球規模の話です。

人間関係も含めて全て整理したいと思うようになり、夏至から情報発信の見直しを考えています。

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