6月13日(金)曇り
私のロクロの腕を鍛えてくれた屯田窯の清水先生の窯場が全焼しました。6月2日、午後6時半頃出火したようで、消防車9台で夜通し消火活動を行い、翌朝5時過ぎに鎮火したようです。
新十津川町のふるさと公園エリアにはいくつかの施設があり、私がずっと通っていた文化伝習館の近くに先生の窯場があります。ここは町が管理する施設で、昨年あたりに別の場所から移転したと思います。
先生の作品の多くは穴窯や登り窯を使ったものですが、ガス窯もあります。今回はこのガス窯を使った、移設後初めての焼成だったようです。インスタのストーリーで途中経過をアップしていましたが、1,100℃付近が最後で「ここからが長い」と書いてありました。本当にここからなかなか温度が上がらないのです。
先生のロクロの腕はピカイチで、講座の生徒も多く、空知管内の登り窯の修復作業にも携わっている方です。物理的な損失は計り知れませんが、それよりも精神的なダメージが大きいでしょう。ケガ人がいなかったことがせめてもの救いだったと思います。
週末は「新十津川陶芸まつり」です。今後の展開について、話を聞いてこようと思います。


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