カエデの樹液でメープルシロップ

4月3日(水)晴れ

私がマンサードホールに着くと、佐伯さんは透明な液体が入った大きなタンクを持ってきました。中にはイタヤカエデの樹液があり、これを糖度65度ほどになるまで煮詰めるとメープルシロップになるのです。

翌日早速試してみましたが、出来たシロップはたった30mlで、メープルシロップが高価であることを納得しました。

佐伯さんは常に何かを作っていて、とにかく動いている印象があり、いつも「行動が先」です。訪れるたびに新しい建物が出来ていたり、アイディアをあっという間に形にするのです。

自らの手で道を切り開き、世界中の人を受け入れる懐の広さがあり、自分の意見をハッキリと言うことができます。

クリエイターであり、アーティストであり、人々の中心にいるリーダーです。
味方ばかりではなく、敵も多いでしょう。

私は自分の今後について相談をしたのですが、何か答えが欲しいわけではなく、ただ佐伯さんに会いたかったのだと分かりました。

以前、KIRAWAYをイメージしたマグを作って寄贈したことがありましたが、今度はキャンプサイトの「むそう村」のデザインで作って欲しいとリクエストがありました。

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