窯元への道

4月21日(日)曇り

一粒万倍日は「一粒の籾(もみ)が、万倍の籾を持った稲穂になる」という意味があり、始めたことが万倍になってくるそうで、新しいことを始めたり、大事なことを決めるのに良い日とされています。

今日はまさにその日なのですが、私の今後の活動について、大きく流れが変わる日になると思います。

五郎さんとの出会いについてはこちらで書いていますが、10年前に知り合ってから、私の無理難題を受け入れてくれる広い心の持ち主です。

18年目にしてやっと窯を持ちたいと真剣に思うようになり、探し始めていたのです。

窯を置くにはそれなりの場所が必要です。雰囲気の良い五郎さんちに置いて、ここを創作活動の拠点にしたいと思っていました。去年相談したときの感触は悪くなかったのですが、具体的な話が進むと二の足を踏んでいるのが伝わってきました。

直接会って、私の気持ちを伝え、五郎さんの正直な気持ちを聞くことにしたのですが、お互いの今後を見据えた方向が見えてきました。

※追記(2024/11/13)

2014年にアルテピアッツァ美唄で個展を行うにあたり、展示台の制作をしてくれる人を探していて、木工作家の五郎さんと出会いました。その後、五郎さんとイベントに出展したりしていましたが、コロナ期間中は制作意欲が減退し、しばらく活動休止状態でした。

本格的に制作を再開したいと思って、五郎さんの協力を得て、灯油窯の設置やアトリエの整備をしましたが、耐火問題があり、別の場所を探すことにしました。

希望に合う物件が見つかり、窯の移設も完了し、9月17日に契約手続きが完了しましたので、今後は新天地で制作をしていく事になりました。

これまで管理していた「五郎さんち.com」については、ドメインの契約期間の満了に伴い閉鎖しました。

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