父から譲り受けたもの

8月6日(火)曇りところにより雨

今日は父の命日です。2009年に亡くなったので15年経ちます。私はこの年の6月に転職をし、10月に登山を始めたりと、振り返ってみると人生におけるターニングポイントでもありました。

父は62歳で亡くなりましたが、還暦の時には杖なしでは歩けなくなっていて、亡くなるまでの2年間は入退院を繰り返していました。

糖尿病からくる合併症で視力を失い、末端に血液が回らなくなっていき、足は壊疽していきました。母はいつも父の世話をして、入院中は毎日病院に通い、父の傍で話し相手になっていました。

かなり若い時に糖尿病と診断されたと思いますが、生活習慣を改善しようと努力しているようには見えなかったです。特に痛みがあるわけではないので、自由に動けるうちは好きなものを買い、好きなように食べていました。

食べるのが好きな人に、周りがとやかく言っても気分が悪いでしょう。

乗り物が大好きで、あらゆる車両に乗れるライセンスを持っていました。休みの日はガソリンを入れるために遠出をし、新しい道ができれば頭のナビを最新版に更新していました。

私も父譲りなのかドライブが好きなのです。

神戸のAYAKOが、北大のキャンパスを見学するために息子を連れて北海道に来ています。夜のフライトで帰るので、それまで観光ガイドをすることにしました。

最優先のエスコンは昨日行ってきたようなので、朝ホテルに迎えに行き、支笏湖方面に向かいました。

曇り予報のはすが、だんだんと雨足が強くなるのです。湖はガスガスでほとんど見えません。

しかし、支笏湖の魅力は湖だけではありません。苔の回廊を見てもらいたくて、小雨の中、楓沢を歩いてもらいました。以前は登山者しか来ていませんでしたが、今は観光地になっています。

その後ニセコに向かい、高橋牧場のレストランに行きましたが、野菜食べ放題のビュッフェは去年終了しており、メインを選ぶランチセットになっていました。飲むヨーグルトやスープなどはおかわり自由です。

ニセコチーズ工房でチーズとカマンベールチーズソフトを買い、その後は白老牛バーガーが食べられるファームレストランに向かいました。

時折強い雨が降りましたが、車を走らせながら、私たちはお喋りに花を咲かせました。

高校生男子の心は読めませんでしたが、ハンバーガーを美味しそうに頬張っていました。

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