12月22日(日)曇り
配信が遅くなりましたが、日曜日は朝から動画撮影をしていて、やっと編集が終わったので、YouTubeへアップしました。
道東へ行くのは久しぶりなので、行き先の候補は沢山ありましたが、まだ見たことのないオンネトーのアイスバブル、未踏の武佐岳などを考えていました。
今年は雪が少なく、アイスバブルの条件が良さそうだし、天気がよければ雌阿寒岳の登山も考えていました。
スノーシューやチェーンスパイクなど、足回りの準備はしていましたが、肝心のアウターを忘れてしまったのです。マイナス10℃の気象条件の中を歩くのにジャケットがないのは命取りです。
登山のように斜度がある場合は、上りで汗をかくので、中間着だけで歩くことは多いのですが、少しでも立ち止まれば身体が一気に冷えてくるし、平地や下りではそもそも身体が暖かくならないので、防寒は必須です。
移動の疲れも残っているので、のんびり朝食を食べてから、佐伯農場の周辺を散策することにしました。
佐伯さんと知り合って5年経ちましたが、加齢に伴う身体の衰えはあるようですが、精神は全く衰えていないことに感心します。
GoProで30分ほど撮影して、不要な部分をカットして15分ほどにまとめました。
【中標津】佐伯農場&むそう村の紹介
佐伯さんと出会って、私の歩き方は大きく変わりました。それまでの登山では「自己完結&自己責任」という意識が強かったです。山に入ったら、自然と向き合い、誰にも頼らず、自己完結できないといけないと思っていました。
最初にKIRAWAYを歩いた時、宿泊施設があることを知りながらも、水もテントも全部背負い、どんなことがあっても自己完結できるよう20kgもの装備を背負っていました。
佐伯さんと出会って、トレイルエンジェル(ハイカーのサポートをする人)が本当にいることを知りました。
私財を投じて、宿泊施設を整備し、道を切り開き、トレイルの整備をしていました。ハイカーが増えると、地元の酪農家の反対も強くなり、ルート変更を余儀なくされていましたが、自分が正しいと思うことを貫いてきた姿勢に感銘を受けました。
時間は有限です。限られた時間をどこで過ごすか、誰と過ごすか、どんなマインドで過ごすかで、未来は大きく変わります。
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