3月24日(日)晴れ
登山に興味はなくても温泉は好きという人は多いと思います。火山の下にはマグマがあり、そこから熱い水蒸気やガスが出ていて、地面に湧き出たものが温泉になります。
十勝連峰は、大雪山国立公園の南西部に位置し、その中心は活火山の十勝岳(2,077m)です。麓には温泉を名称にした登山口(十勝岳温泉、吹上温泉、白金温泉)があり、いつも登山者や温泉目当ての観光客で賑わっています。
私が一番多く利用するのが、吹上温泉にある「白銀荘」です。日帰り入浴700円(12枚回数券6,000円)で、宿泊もできるのですが、自炊になります。登山の前泊として利用する簡易宿泊所という感じでしょうか。
ここは三段山に登るための一番近い登山口ですが、特に積雪期に人気があり、主稜線に並ぶ山々を眺める最高のビューポイントなのです。
夏は主稜線を歩く人が多くなる為、ここはスルーされがちなのですが、昨日は最高の登山日和でした。多くの人が登っていて、下山する人々の笑顔が印象的でした。
山は初心者にもベテランにも平等です。条件の良い日を選べば、2時間ほどのハイキングで、これほどの絶景を見せてくれるのです。
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