令和の米騒動

8月29日(木)晴れ

スーパーの店頭からお米が消え、令和の米騒動が起こっているようです。

平成にも米騒動がありましたが、調べてみると1993年の出来事でした。冷夏の影響で1,000万tの需要に対し、収穫量が740万tと大幅に不足し、タイ米などを緊急輸入する事態になりました。

私はまだ実家(米農家)に住んでいたので、その影響は全くなかったのですが、普段は農家から直接お米を買ったことのない人からも「米を売って欲しい」と話が来ていたと思います。

そもそも国の方針で作付面積を減らす減反政策がされていました。これはお米を食べない人が増えて、余っていたことも原因だと思います。

かつて私もそうでしたが、お米を食べずにふわふわの白いパンばかり食べていたことがありました。

よく失言をする偉い方は「温暖化のおかげで北海道のお米が美味しくなった」と酷いことを言っていましたが、北海道は気温が低く稲の発育が遅いので、おいしさを蓄える期間が短かいことが原因だったそうです。

品種改良と研究を重ね、農業者や関係団体の努力によって、美味しいお米が安定して作れるようになり、温暖化は3番目の要因だそうです。

我が家の家庭菜園はスイカが早々に死んで、トマトだけになっているのですが、同じ畑に植えたダリアが急成長し、トマトに栄養がいかなくなっているようで、どんどん枯れていくのです。

そもそも我が家の野菜が収穫できる頃には、野菜を育てるのが上手な人から、食べきれないほどいただくし、スーパーにも見切り品が出てくるので、数百円で一週間分の常備菜は作れます。

野菜が高いからと急に家庭菜園で何とかしようと思っても、それを専門にやってきた人やそれが好きな人には敵いません。

自分の得意なことや好きなことをした方が世の中のためになると思います。

実りの秋に向けて、私は美味しいお米を引き立てるお茶碗を作った方がいいでしょう。

先週、空知のイベントと道の駅などを回りましたが、生鮮食品の安さと美味しさに驚きました。
こんなに安く提供して、生産者はやっていけるのかなと思うことがあります。

すでに稲刈りが始まり、これからあちこちで収穫祭が行われます。

自然の恵みと生産者のおかげで、私たちは食べていけるのです。
鮮度の良い状態で運んでくれる人がいるから、食べていけるのです。

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