中古ロクロの清掃

4月7日(日)晴れ

暮らしの中で使う器が出来るまでのプロセスは、粘土を成形→乾燥→700度で素焼き→釉薬を掛けて→1,200度以上で本焼きという流れになります。

窯の種類は電気、灯油、ガスなどがあり、特殊なものでは穴窯や登り窯といった大量の薪を使う古くからのスタイルにこだわったものもあります。

今は焼成温度が安定している電気窯が主流ですが、私は火加減を自分で調整する灯油窯が欲しいのです。

電気も灯油も中型の新品だと100〜200万円ほどかかります。ならば中古が出ていないかと札幌陶人社に相談に行ったのです。

ここは陶芸用品の取り扱いやメンテナンスを行っていますが、特に中古品に力を入れています。今は代表の柴田さんが一人で切り盛りし、多忙を極めていました。

ネットショップに載せる商品はあるのに、手が回らないのです。これは私の知識と経験が役に立つところでは?と思い、仲良くなっておきたい下心付きで、お手伝いに行ってきました。

電動ロクロを掃除して、写真を撮るという、さほど難しくないミッションだと思っていましたが、電動ロクロは40kgあるのです。ひっくり返すだけでも重労働でした。

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