インストラクターへの道

4月5日（金）晴れ

20代の頃はパソコンに夢中でした。1995年11月、Windows95がリリースされましたが、深夜0時にそれを買い求める人が行列を作ったのです。当時はパソコンショップで働いていたので、その様子を間近で見ていましたが、あれは異様な光景でした。

バブルは弾けていましたが、まだ景気は良かったと思います。パソコン一式揃えると50万円ぐらいはしていましたが、とにかく売れました。それまでワープロは一太郎、表計算はLotus1-2-3の勢いが強かったのですが、Windows95の発売に合わせて、WordとExcelがセットになったOffice95がリリースされ、Microsoftのシェアが一気に広まったのです。

私がExcelを使い始めたのもこの頃からで、それ以降は来店するお客さんにWindowsの基本操作やExcelの使い方を説明する機会が増えるようになりました。自分の持っている知識を人に伝えるだけでしたが、自分自身のスキルアップにも繋がり、やりがいを感じるようになりました。

2年後、トレーナーの資格を取り、ショップ定員からパソコンインストラクターに転身したのです。