米粉グラノーラクッキー

9月1日(日)晴れ

台風10号は各地に記録的な大雨をもたらし、本州では洪水や土砂崩れで死傷者が出ている所もあります。空知管内の米農家は本格的な収穫が始まりますが、昨日の雨の影響か稲が倒れている田んぼもありました。

米所の空知でもスーパーや道の駅からお米が消えているようです。もうすぐ新米も出てくるので、在庫を抱えていた小売店や農家にとっては良いことだと思います。廃棄も少しは減るのではないでしょうか。

経験したことのない災害が毎年のように起こっています。災害で壊れるのは家だけでなく、田んぼも畑も果樹もダメになることがあります。

お金があるから食べられるのではなく、お米が育つ適した環境があり、作ってくれる人がいるから、私たちは食べていけるのです。

「買い物は投票」とはこのことで、日頃から必要なものや続けてもらいたいことに対価を支払うことで、沢山作るようになり、結果的にコストも安くなっていきます。

普段から決まった農家さんから定期的に買うようにしていれば、こういう時にも困ることはないと思うのです。

住む家があり、温かい食事ができて、布団で眠れるならば、とても恵まれているのです。

「ない」ものではなく「ある」ものに目を向けるべきだと思います。

昨日は、ロールケーキの他に米粉クッキーも作りました。抜き型を使って、猫の形にして、チョコレートでハチワレにデコレーションして、子猫のお世話をしてくれているボランティアさんに持って行こうと思いました。

米粉クッキーのレシピは安定してきたのですが、水分が多いと固くなるので、油分でコントロールをしています。丸くまとめるだけなら上手くいくのですが、型抜きの場合は首の細い所が折れるのです。

あゝ、縁起が悪すぎます。

なので、クッキーは諦めましたが、残った生地でもっと簡単で美味しそうなものができないかと、家にあるものを探してみました。

オートミール、チョコレート、ドライクランベリー、ブルーベリージャム、蜂蜜を加えて、スプーンでまとめただけの「グラノーラクッキー」にしてみたのですが、これが良い感じに焼き上がったのです。

同じ味を再現できるか分かりませんが、型抜きクッキーのリスクの高さを学び、これまで以上に美味しいクッキーができました。

米粉は深川のせがわ農園さんから定期的に買っていますが、お米の相談にも乗ってくれますよ。

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