作家目線、客目線。

たくさんの窯元の作品を一気に見れる陶芸イベントは大好きで、特に「えべつやきもの市」は出店する窯元が桁違いに多いので、毎年のように訪れています。色んな作家さんの作品を直接手に取って見ることができるし、新しい作品に出会うこともできます。素晴らしい才能を持った作家さんとその作品を同時に見れる刺激的な空間です。体中の色んな細胞が刺激される感じがして、たまらなくいいんですよ。

そのイベントに自分が出店できるようになったのは驚きですが、出店にあたって審査があるわけではないので、早めに申し込みをして期日までに出店料を入金すれば誰でも店開きできるわけで。(^^ゞ

私はずっと客目線でこのイベントを見ていましたが、面白いようにお客さんが集まるブースとそうでないブースがあります。群集心理なのか、人だかりが出来ていると、さらに人が増えていきます。去年、私のブースはそんな感じになっていて、初日の午前中だけで、目ぼしいものはなくなってしまいました。

それまでの客目線での分析が功を奏したのか、値段が安かったのか、ブログで宣伝したのが良かったのか、単なる偶然なのか…。知り合いも大勢駆けつけてくれたので、サクラ効果もあったと思います。

目当ての作家さんがいる場合は、その番号を探して直行すると思いますが、そうでない人はシャトルバスの降り口から近いブースから見ていくでしょう。几帳面な人は1番から順番に見るかもしれません。

その作家さんのスタイルであったり、色や質感などのオリジナリティが出ているブースはやはり目を引きます。300店以上のお店が並んでいる中で、足を止めてもらわなければ、箸にも棒にもかからないので、インパクトのある作品を目立つところにディスプレイして、配色とブース全体の統一感を意識しました。

去年はそんな感じだったので、製作段階から使う色を厳選していましたが、今年は新しいシリーズを作りたくて、試作を繰り返し、結局、試作で終わった感が否めません。

とにかく数だけはそれなりに揃いましたが、品質的に難ありのものも多いので、アウトレットも沢山ありますが、持って行く予定のものを一気に紹介しますね。

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ここから下はアウトレットが多くなります。

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化粧土を使ったスープカップは口縁の部分が剥離してしまったものはアウトレットになります。化粧土は本当に難しいです。

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