新十津川陶芸まつり

6月15日(土)晴れ

灯油窯の移設先が見つかりました。

水も電気も通っていないので、新しい場所で始められるまでには時間がかかります。

気にしてくれている方も多いのですが、きちんと契約が終わってから報告したいので、もう少しお待ちください。

この3ヶ月は本当に慌ただしかったです。
色んな高さの階段が目の前に現れました。

大きな壁もありました。

これからも沢山問題が起こると思いますが、私は大丈夫です。

常に良いイメージしかしていないし、ハードシングスに向き合う心の余裕は持っています。

誰だって「しんどい」と思うことは沢山あると思いますが、人生は思ったようになるのです。

長い(かどうかも分からない)人生なのだから、やりたいことをやったらいいし、失敗したって、またやり直せばいいのです。

とにかく動いたし、本をたくさん読みました。

松下村塾を開き、高杉晋作や伊藤博文ら約80人の門人を集め、幕末から明治にかけて活躍した人材を育成し、29歳という若さで斬首刑になった吉田松陰の言葉が刺さりました。

私はどうありたいのか?
なぜ、そうしたいのか?

何度も自問自答しました。

7月末に予定していた開窯イベントは延期することにしました。

伊達から藍染作家さんをお招きして、藍染め体験を行う予定でしたが、アトリエのインフラと私の心が整ってからにします。

すでに予約は入っていたので、うまくいけば今後も定期的に開催できるかもしれません。

藍染めをするために何度か伊達に行きましたが、あの布でマキシ丈のワンピースを作りたいと思っていて、型紙付きの本を買いました。

夏までに間に合うかわかりませんが、自分で染めた布で、自分の身体に合う服を作ってみたいのです。

去年はえべつやきもの市には着物を着ましたが、今年は藍染めワンピースで売り子ができたらいいなと思っています。

「つまずいたのは誰かのせいかもしれないけど、立ち上がらないのは誰のせいでもないわ」

永遠に色褪せない峰不二子の言葉です。

過ぎたことを悔やんでも仕方ないし、先のことなんて誰にも分りません。

今、この瞬間を大切に、日々の糧と出会いに感謝して、一歩ずつ進んでいくしかないと思います。

新十津川陶芸まつりには、これまでお世話になった先生方が沢山来ているので、差し入れを持ってご挨拶周りしてきました。