クリーンサービス

10月12日(土)晴れ

今日も朝から快晴です。クリーンサービスが来てくれて、アトリエのゴミを回収してくれました。

ここは30年ほど前は市場として使っていた倉庫です。何度も通りかかっていましたが、市場はいつのまにか閉店したようで、看板もそのまま残っていました。

住宅ではなく、倉庫を探していた私にはちょうど良い物件でした。他にも話はありましたが、希望に合うものはなかったです。

登記簿で持ち主を調べて、売ってもらうか、貸してもらえるように交渉をしに行きました。

すると、あっさり了承してくれたのです。

話を進める前に中を見せてもらいましたが、市場の時に使っていたものがそのまま残っていて、半分以上はゴミでした。

大きくてやっかいなものは、電光掲示板、冷蔵庫、ブラウン管テレビ、ソファ、外には壊れた仮設トイレがありました。アルミや鉄などリサイクルできそうなものも少しありましたが、野菜を運ぶコンテナや陳列するためのザルなど、プラスチック製品が大量に残っていました。

木で作られた棚などは、カットすれば陶芸用の棚板として使ったり、薪ストーブの薪にもなりますが、土に還るものはごく僅かでした。

私は自分の窯を置く場所を確保するのに必死だったので、これらを丸ごと引き受けることにしましたが、それなりの費用はかかるでしょう。

家を壊すときには百万単位のお金がかかると聞きますが、これは物件を所有している人ならば必ず起こる問題だと思います。

車に積めるものは夫が処分場に運んでくれ、少しお金になる鉄モノは業者さんが買い取りに来てくれました。いくらかお金になりましたが、それで冷蔵庫と外にあった灯油タンクも持っていってくれました。

残りのやっかいなものは職場の同僚が知り合いのクリーンサービスを紹介してくれて、破格で処分してくれることになり、全部引き上げてくれました。

日本は戦後からの高度経済成長によって、物質的には満たされていきました。お金やモノが足りなかった時代ですから、その欲求が満たされることで幸せを感じられたでしょう。

真面目で優秀な国民性もあり、より便利なものを作り出してきた結果、必要以上にモノが増えてきたと思います。

作りまくって、
売りまくって、
買いまくって、
捨てまくる。

このままだと地球はゴミだらけになります。真剣に考えなければいけない問題だと思いました。

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