マグ

粘土の話

粘土のコンディション

3月から活動を再開している水曜夜の陶芸サークルに復帰してから、今日で3回目になりますが、去年から持ち越している粘土との格闘が続いています。磁器と陶器の特徴を併せ持った「半磁器土」は、仕上がりが真っ白になるので、わりと好きなんですが、固くなってしまうと、使いやすい状態に戻すまでにとても苦労します。キメが細かく、ゴムみたいな感触で、きちんと菊練りで空気を抜いておかないと、ロクロ挽きのときに、空気が抜けてくれなくて、ぷくぷくしちゃうんです。
出店準備

里親を待つ白いカップたち

3月9日(日)の手づくりフェスタに向けて、カップたちもたくさん焼き上がっています。ここ数年は白い器ばかり作っているので、あまり面白味はありませんが、色んな釉薬や技法を試しみた結果、結局、原点に戻ってきました。
失敗から学ぶ

時間と環境を作ること

私は陶芸を始めたときから、同時期に始めた他の人よりもずっと多く作品を作ってきました。焼き上がったものを使うのが目的なわけではなく、とにかく作ることが楽しくて、粘土と釉薬の組み合わせで無限に広がる世界がたまらなく好きでした。なので、形はどうあれ、最初の3年ぐらいは、とにかく焼いてもらいたかったんです。
窯出し作品

努力と継続。

窯出ししたニャンコたちをたくさん紹介したいので、今朝は2つマグを持ってきました。これは陶芸教室で使っている信楽並土を使ったものです。この粘土でロクロ挽きを何百回・何千回も練習したので、一番挽きやすいんですよ。二つともかなり大きめなんですが、削りもうまくいってて、とても軽いんです。濃いめの呉須で描いたニャンコが印象的です。内側にも外側にも魚が描いてあります。可愛くないけど、可愛いニャ~。
窯出し作品

リリースするニャンコと葬るニャンコ

土曜日に窯出しをした器たちが沢山ありますが、撮影が全く進んでいないんですよ。取り急ぎ、私が描いたニャンコマグを適当に持ってきました。これまでのタッチとは全く違って、決して可愛いという感じではないので、評判はイマイチかな。(^^ゞ
窯出し作品

逆さまニャンコ

今日のマグは逆さまニャンコです。イラストレーター「進」とコラボしたものです。こんな発想がよく浮かんでくるな~と感心しますね。たしか、コラボ作品はこれが最後だったと思います。ニャンコ達は「えべつやきもの市」に持って行きます。里親が見つかるといいニャ~。
窯出し作品

新鮮な経験と発見をすること

今週は天気が不安定で、天気予報もコロコロ変わります。今朝は晴れていましたが、風があったので気持ちよかったです。今日はイラストレーター「進」とコラボしたニャンコマグを持ってきました。呉須なので濃紺までしか色は出ませんが、黒猫風でかわいいです。イラストは片側しか描いていないので、こちら向きで使いましょう。ソーサーと組み合わせた方がいい形かな。
窯出し作品

焼きたてホヤホヤのマグ

今日は、土曜日に窯出ししたばかりの焼きたてホヤホヤのマグを持ってきました。白御影土を使ったSesameシリーズです。白御影という粘土はブツブツしてるので、直接口を付けるマグにはちょっと向かないかな~と思ったんですけど、このランダムに入るブツブツが模様になるので、何もしなくても結構いい感じに仕上がるんですよ。今回のブルーは、呉須ではなく(準備するのが面倒だったので)、釉薬の「瑠璃」を使っています。ざっくりした刷毛でさらっとやるだけです。ちょっぴりアクセントになって、なかなか可愛いと思うんですよ。私の目はかなりひいき目かもしれませんが。(^^ゞ
窯出し作品

上を目指すなら、まず足元を確かめる。

無理なダイエットは禁物ですが、無駄についた脂肪には何の意味もありません。かといって、ダイエット食品や器具にお金がかかるのは嫌なので、お金がかからないことを続けるだけです。私の父は糖尿病から合併症を併発して、60代で亡くなりましたが、最期の2年間は自分の足で歩けなくなりました。介護される生活は本人にとっても、家族にとっても、決して楽しいものではありません。自分の足で歩けることは健康のバロメーターになります。急に足腰が鍛えられることはないので、無理をしない程度で続けていくのが一番だと思います。毎日の積み重ねというのは本当に大きいんです。
化粧掛け・絵付け

深夜の絵付け作業

全く可愛く描けないし、迷っていたらもっとおかしなことになっちゃうんですよ。「このままじゃいけない、私のマグなんだし、私らしいのが一番なんだから」と考えを改めました。そしたらね、どこかのストッパーが外れて、吹っ切れたような気がしました。ありゃりゃ、化け猫になっちゃった? これまでのニャンコとはずいぶんテイストが変わってきちゃったわね。目とヒゲで、かろうじて猫には見えるかな?
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