半磁器土

粘土の話

御影粘土を作ってみる

白御影土を使った作品と同じようなカップが欲しいとブログを見てくれた「みやさん」からオーダーが入りました。御影粘土の在庫はないので、取り寄せしなければならないのですが、御影粘土を作るために必要な「黒雲母」があるので、自分で作ってみることにしました。粘土は焼き上がりが真っ白になる「上信楽土」と「半磁器土」を合わせて5.5kgほどになりました。黒雲母は粘土の重さの「0.7%」混ぜています。菊練りをしながら、少しずつ練り込んでいきました。
風鈴を作ろう

追加の風鈴とマグ

「ふらのクリエイターズマーケット」が無事終了しましたが、今年の目標にしていたイベントだったし、出展者としてというよりもお客として訪れたいと思うイベントなので、遊びに来てくれた友人にほぼ全てのブースの写真も撮ってもらいました。ちょっと時間がかかりますが、整理してきちんとまとめておきたいと思います。イベントが終わったら燃え尽き症候群に陥るかと思いきや、あっという間に気持ちはお山へシフトしています。お山の写真もボチボチアップしていきますので、気長にお待ち下さい。
風鈴を作ろう

風鈴を作ろう-組立編

風鈴作りは今回が初めてですが、本体と舌が焼き上がったので、いよいよ組み立てになります。練習用として釣り糸を使って自分なりにやってみましたが、結び方が分からず1つ作るのに30分以上もかかりました。(^^; 一般的な風鈴よりも重量感がありますが、予想以上にいい音が鳴るんですよ。普段使っている信楽などの粘土ではなく、半磁器土を使ったのは正解だったと思います。短冊部分はまだ届いていませんが、木材を薄くスライスした「突き板」を使う予定です。この調子だと全部作るのに2日ぐらいかかりそうなので、どうやって結べばいいかヒントをもらうために、五郎さんちに一式持ち込みました。下の写真はものすご~く苦労して結んだ2つの風鈴です。左の風鈴はとてもいい音が鳴るんですよ。
窯出し作品

ドキドキワクワクの窯出し

本焼き後の窯出しというと、最短でも2日後なのかな~と思っていたんですけど、予想よりも早く窯の温度が下がってきたので、焼成翌日の窯出しとなりました。朝10時に460度ぐらいまで下がっていたようなので、夜に窯出しすることにしました。予想通りの色が出たもの、予想以上だったもの、玉砕したもの・・・と色々ありましたが、窯詰め・焼成・窯出しまでの一連の流れを行い、とてもいい経験ができました。
ロクロ成形

慌てる師匠と弟子

物事は予定通りには進まないもので「土曜日に挽けば、日曜日に削れる!」と意気込んでいましたが、削りは乾燥のタイミングで作業時間や仕上がりに大きく影響します。外に置いて風に当てて無理に乾かしたのと、自然に乾燥させたものとは違います。底の表面は乾いているけど、中の方はそうでもないんです。
風鈴を作ろう

風鈴を作ろう-舌(ぜつ)編

久々になりますが、風鈴作りの続きです。風鈴作りに挑戦するのは今回が初めてで、教室に通っている生徒さんで作っている人も見たことがないし、先生も経験がないようなので、どんな風に出来上がるか気になっている人もいるようです。作家さんが作っているものは見たことがありますが、陶器で作る風鈴の音色は少し低めでクリアーな音ではないように感じました。高い音色にしたい場合、素材はガラスや磁器が向いているのだと思います。今回、私が試しているのは、陶器と磁器の両方の性質を持った「半磁器」ですが、先週、テスト用に1つだけ透明の釉薬を掛けて本焼きする予定でしたが、窯がガラガラだったので、全部焼くことにしました。しかも、時間がなかったので、釉薬を掛けずに「焼き締め」てしまいました。
風鈴を作ろう

風鈴を作ろう-構造編

「ふらのクリエイターズマーケット」への出展が決まりましたが、私は大きなプロジェクトの真っ只中で、五郎さんは大物のオーダーの依頼が入っているので、イベントに向けての制作はまだまだといった感じです。今日は久々に先生のいる時間に教室に行くことができました。私と先生の師弟対決動画を待っている人もいるようなので、そろそろ何かやりたいな~と思っていますが、私の腕がかなり落ちているので、対決にならないかも。(^▽^;)ゴールデンウィークが終わったら本格的に制作を始めるし、パソコンでの動画編集についてもかなり慣れてきたので、師弟対決を含めて、面白いものが作れるんじゃないかと思います。私の陶芸のスキルは大したことないけど、それ以外の分野では強みもあるので「私らしさ」を全面に押し出しながら、プロモーション活動していきたいと思います。
風鈴を作ろう

風鈴を作ろう-削り編

大きなプロジェクトが進行中で陶芸活動はあまり出来ていませんが、忙しい時ほど自然と触れ合うアナログ時間を大切にしたいと思っています。自然なものに触れることで、心を落ち着かせ、感性を研ぎ澄ますことができます。夏に向けて風鈴作りを始めましたが、これまでに風鈴を作った経験はなく、周りで作っている人を見たこともないので、初めての試みです。インターネットでノウハウを検索することもできますが、風鈴作りに関してはあまり情報が多くないように思います。なので、私の経験がこれから風鈴作りをする人の参考になればいいな~と思って記録しています。
風鈴を作ろう

風鈴を作ろう-ロクロ成形編

昔から「光るもの」と「音の鳴るもの」が好きでした。冬はキラキラ光る「キャンドルポット」をたくさん作ったので、夏に向けてチリンチリン鳴る「風鈴」を作ろうと思っています。これまで風鈴を作った経験はないので、これが初めての試みです。
窯出し作品

ハシゴ陶芸

陶芸を始めて8年ぐらいになりました。ロクロを挽くのが好きで、無限に広がる色の組み合わせを試すのが好きなので、鬼のように器がたまっていきます。趣味とはいえ、使い物にならないものを作り続け、まるでエコじゃない自分に嫌気がさしたので、3年前からはプロに手ほどきを受けて、それなりに真面目に取り組んできたので、やっとマシになってきたかな...と思います。私は窯元ではないので、器たちを作るためには、どこかの窯に入れてもらわなければなりません。これまでもあちこちの窯でお世話になりましたが、同じ電気窯でも粘土・釉薬・焼成温度によって、焼き上がりの雰囲気は違います。
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