ニセコトレイルの下見

8月12日(月)晴れ&振替休日

後志の中央部を東西に横断する標高1,000m級の山が連なるニセコ山系には、山々を繋ぐように40㎞ほどの登山道があります。

この区間を通しで歩く(スルーハイク)ことを「ニセコ全山縦走」と呼んでいましたが、登山道が荒れている所もありました。

この廃道化していた道の整備が進み、8月から「ニセコトレイル」がスタートしたのです。

岩内町の雷電海岸から、雷電山、岩内岳、目国内岳、白樺山、シャクナゲ岳、チセヌプリ、ニトヌプリ、イワオヌプリ、ニセコアンヌプリを越え、俱知安町のひらふ坂まで、海から一本の線を描くように歩くことができます。

私はロングトレイルが好きなので、山の日記念にここを歩きたいと思っていました。

40kmのトレイルならば、速い人は日帰りで歩けますが、私は中間地点で1泊しないと難しいし、マイカーを使う場合、スタート地点に置いた車の回収を考えないといけません。

2人以上で歩く時は、車2台を使ったデポ作戦が多いです。ゴール地点で集合し、車1台を置いておき、スタート地点から歩き始め、ゴールしたらデポした車でスタート地点に戻って解散となります。

ソロの場合、自転車やバイクを使う人もいます。

私は最初からマイカーを使わず、スタート地点まで公共交通機関で移動し、ゴールしたらまた公共交通機関で帰るという方法で縦走をすることがありました。時間はかかりますが、移動中は寝ていられるので、身体が楽なのです。

今回は台風で天気がどうなるか分からなかったので、お休みはもらっておらず、2日間で何とかできないかと考えました。

ヒッチハイクはできなかった時のリスクがあるし、最も効率の良いタクシーは2万円ほどかかります。

今回はスルーハイクは諦めて、トレイルの下見を兼ねて、未踏の雷電山と目国内岳を歩くことにしました。登山口はいくつかありますが、中間にある岩内岳登山口から入ることにしました。

念の為、テント泊装備をパッキングしましたが、日帰りでギリギリ歩けそうなので、登山口で日帰り装備にチェンジして、スタートしました。

遅い時間のスタートだったので、すでに気温は28℃ありました。序盤は沢山汗をかきましたが、標高を上げると心地よい風もあり、下山するまでずっと晴れていたのです。

素晴らしい山の日になりました。次はスルーハイクに挑戦したいです。

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