重陽の節句

9月9日(月)晴れ

「五節句」は奈良時代に中国から伝わった奇数が重なる日をめでたいとした考えです。

  • 1月7日 人日の節句(七草の節句)
  • 3月3日 上巳の節句(桃の節句)
  • 5月5日 端午の節句(菖蒲の節句)
  • 7月7日 七夕の節句(星祭り)
  • 9月9日 重陽の節句(菊の節句)

「重陽(ちょうよう)の節句」は、奇数の最大である9が重なる日です。天の力が最大となり「陽のエネルギーがもっとも強いタイミング」です。これからどうなりたいのか、どうしたいのかを宣言するといいそうです。

この日の行事食は、菊酒・栗ご飯・茄子料理です。菊酒は、食用菊の花びらを冷酒に浮かべたお酒のことです。中国では、菊の花を浮かべた菊酒を飲むと寿命が延びると信じられていました。それが日本にも伝わり、不老長寿を願う行事となったといわれています。

そのお酒に自分の願いを転写して乾杯し、願いと一つになる最高の宴の日だそうです。

私はひすいこたろうさんの「ナインミッション」というワークに参加していました。できなかったことも多かったのですが、この一ヶ月間、自分の内面と向き合い、自分がどうありたいかが見えてきた気がします。

アトリエで保護した子猫は雄猫で「チカラ」という強い名前を付けました。保護時点で生後2~3日という状態で、胎盤がついたままでした。

今はベテランのミルクボランティアへ託していますが、最初の数日はミルクも飲み、とても元気でした。

日が経つにつれ、身体に異変が起きています。ミルクの飲みが悪くなり、下痢をするようになりました。体重は150gになってからほとんど変化がありません。

よく鳴き、動き回るのですが、首の反りが強くなってきました。

成長過程でまた変わっていくと思いますが、脳に障害があるかもしれません。母猫は異変を感じるといいますが、育児放棄をしたのかもしれません。

断熱材の入っていない倉庫は外気温の影響を受けやすく、夏は猛烈に暑くなります。

30℃を越えていたあの日、あの場所に行ったのには、きっと意味があると思います。

母猫のいない生後数日の子猫が生き延びる確率は20%ほどですが、今は生きようと必死でがんばっています。

これからのことはまだ何も分かりませんが、私ができることで支えていきたいと思います。

まだ見えてはいないと思いますが、つぶらな瞳がとても可愛いのです。

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