個展に向けて

9月20日(金)雨のち曇り

週末は秋分の日を絡めた三連休です。この日から冬至までは昼の時間がどんどん短くなり、街灯の少ない田舎町はかなり暗くなります。

大雪山系ではそろそろ初冠雪の便りが届く時期ですが、それを過ぎればあっという間に冬がきます。

紅葉が見事な大雪高原温泉の沼巡りコースは、人間に近寄ってくるヒグマが頻繁に目撃されるようになり、コースが閉鎖されています。ヒグマは冬眠に備えて栄養を蓄える時期です。紅葉を見に来ているわけではないのですが、登山者を襲うような事故が起きれば、殺処分ということにもなるでしょう。

近年、ヒグマや鹿などの野生動物の個体数は増えています。山にいるヒグマはどんぐりや蟻を食べていますが、お腹が空けば鹿を襲います。蟻よりも鹿の方が美味しいだろうし、お腹いっぱいになるでしょう。

ヒグマはとても執着心が強い動物です。自分の獲物として認識したものを奪われると、排除対象になります。

以前、紋別市でデントコーン畑で400kgのヒグマが射殺されたことがありましたが、食べ放題の環境で寝起きしていたらしく、メタボ体型になっていました。野生動物との共生は難しいですね。

私はやっと個展に向けて制作を始めました。これまでの山行をまとめた本を作りたいこともあり、この時期になってしまいました。

陶芸と登山を始めてから、私は大きく変わったし、これからの糧になっていくでしょう。

私の歩みは本当に遅かったけれど、一歩ずつ積み重ねてきた記録は私の人生そのものなのです。

それを表現したいと思っています。

アトリエの方はまだゴミを片付けている段階なので、水道工事もしていませんが、水はポリタンクで運べばいいのです。少々使いづらくても、あとはやる気の問題です。

七夕の日に初焼成をしましたが、それ以降はまだ動かしていません。

これまで使っていた電気窯とは焼き上がりも違うし、陶芸教室のように色々な釉薬を用意するのも大変なので、使う粘土と釉薬を決めて、自分の世界を作っていきます。

今年は準備で終わりそうですが、来年からは陶芸体験やイベントができるような環境にしていきたいと思っています。

久々にロクロを挽きました。

まずは窯いっぱいになるぐらい、お茶碗とお猪口を作ろうと思います。

空知の美味しいお米を食べて、美味しいお酒でお祝いがしたいのです。

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