雪は少なく、気温は低く

12月18日(水)晴れ

今朝は冷え込みが厳しく、移動中の気温はマイナス10℃ほどでした。来週の焼成に向けて、自宅で乾燥させた作品をアトリエに運びました。

驚いたのはアトリエ内の気温です。屋外にセンサーを置いて、2ヶ所の温度が計れる温度計を付けたのですが、中の方が気温が低いのです。屋外センサーは雨風が直接当たらないようにサッシの内側の高い位置に置いているので、太陽の日差しで少し気温が上がってきたのでしょう。

バナナで釘が打てる日が来るかもしれません。

さほど数はないのですが、今月の焼成は開窯イベントで陶芸体験をされた方の作品を焼きます。
その他、さや鉢を使った「炭化焼成」にチャレンジしたいと思っています。

「さや」と呼ばれる容器の中に、炭や籾殻、薪などを入れて、さやの内部だけを還元や強還元の状態にしていきます。釉薬は掛けずに焼き締めるので、備前のような渋い風合いになります。薪窯で一般に使われる赤貝などの貝殻を目土として使い、模様や発色を楽しむ手法もあります。

本焼きは28日13時からスタートし、18時頃から攻め焚きになり、深夜終了です。

窯出しは翌29日の13時~予定です。

窯内の温度が100℃を切ってから扉を開けるので、多少ずれることはあります。午前中は不在ですので、予定が早まることはありません。

両日とも13時から18時までアトリエを開放するので、見学が可能です。陶芸体験もできますが、この気温なので電動ロクロはおススメはできませんが、水をそれほど使わない手びねりやタタラ作り(板状のお皿)ならば可能です。

駐車スペースの準備などもありますので、お越しになる場合は、大体の時間で構いませんので、事前に連絡をお願いします。

滝川インターから富良野方面へ5分ほどです。国道沿いですが、少し奥まっているので、見逃すかもしれません。赤い屋根と青い壁のD型倉庫です。ここは風が抜けるエリアのようで、雪は少なく、路面はツルツルです。

窯焚き、窯出しの様子はYouTubeでライブ配信をする予定なので、ご自宅からぬくぬく見学もできます。
陶芸がメインの個人チャンネル、山専用チャンネル(どみのんち)の2つありますが、どちらも放置気味ですが、来年からアトリエと一緒に整備していきたいと思います。

Ishibashi Michiko
2024年北海道赤平にて開窯しました。このチャンネルは陶芸の制作風景をメインとしていますが、その他モノ作りに関する動画をまとめていきます。山関連の動画は専用へ引っ越しすることにしました。▼どみのんち

コメント