呉須

ロクロ成形

生きる力と器のこと。

私が育った家は古くて、居間には薪ストーブがあり、お風呂は石炭でした。物心付いた頃にはすでに灯油ストーブになっていて、あまり記憶は残っていませんが、薪ストーブの小窓から炎が見えて、それがまた暖かいんですよね。その頃は新しい家や電化製品に憧れましたが、昔のライフスタイルはシンプルで理に適っていたんだな~と思います。
施釉

アウトドア&インドア生活

前日に釉薬を掛けられなかったものがいくつか残ったので、登山の後にサクッと陶芸教室にやってきました。登山の後の温泉はよくありますが、その後、陶芸という人はあまりいないですね。私は山と自然は好きですが、準備と片付けが面倒なので、キャンプとかバーベキューをしたいとは思わないんですよ。下山後→温泉→時間があったら陶芸というのが一番の幸せですね。
ヤマレコ

海を渡ったマグ

やきもの市の出店準備のために、ここ3ヶ月は陶芸三昧だったんですけど、夏山登山のピークなので、気持ちはすっかりお山モードなんです。ずっと天気もいいし、ウズウズしていました。近くの十勝岳連峰か大雪山あたりに行こうと思ってたんですけど、突然、思いついて利尻島に行くことにしました。
失敗から学ぶ

時間と環境を作ること

私は陶芸を始めたときから、同時期に始めた他の人よりもずっと多く作品を作ってきました。焼き上がったものを使うのが目的なわけではなく、とにかく作ることが楽しくて、粘土と釉薬の組み合わせで無限に広がる世界がたまらなく好きでした。なので、形はどうあれ、最初の3年ぐらいは、とにかく焼いてもらいたかったんです。
出店準備

へのへのもへじで描いたニャンコ

手前のは「へのへのもへじ」で描いたニャンコなんですが、もうちょっとバランスを調整すれば、もっと猫らしくなったかもしれません。相変わらず微妙なんですよ。奥のはすっかり気に入った化け猫マグです。最近作ったものなので、マグとしては使いやすいんですけど、絵柄については好みが分かれるところですね。やっぱり、顔のあるものってとても難しいんです。目の大きさやバランスだけでも表情ががらっと変わってきますから。
窯出し作品

努力と継続。

窯出ししたニャンコたちをたくさん紹介したいので、今朝は2つマグを持ってきました。これは陶芸教室で使っている信楽並土を使ったものです。この粘土でロクロ挽きを何百回・何千回も練習したので、一番挽きやすいんですよ。二つともかなり大きめなんですが、削りもうまくいってて、とても軽いんです。濃いめの呉須で描いたニャンコが印象的です。内側にも外側にも魚が描いてあります。可愛くないけど、可愛いニャ~。
タタラ・手びねり

クロコダイル柄の新作

使っている粘土は、半磁器土と軽量土を混ぜたもので、半磁器の丈夫さと軽量土の軽さを混ぜたらいいかも...と思って、試してみました。結果、粘土が柔らかくて半球の型を使ったフォルムが出ず、ただの平らな皿になってしまったので、梱包用のスポンジで縁を起こしています。レースの柄がくっきり出ているんですけど、レースというよりはワニ柄のような感じです。
窯出し作品

ニャンコと魚のカップ&ソーサー

今日のニャンコは比較的小さめなので、ソーサーと合わせて使うといいと思います。私が描いたニャンコですが、どこから見ても目が合うんです。しかも、4匹のニャンコがぐるっと描かれていて、落ち着く暇もありません。(^^ゞ
窯出し作品

リリースするニャンコと葬るニャンコ

土曜日に窯出しをした器たちが沢山ありますが、撮影が全く進んでいないんですよ。取り急ぎ、私が描いたニャンコマグを適当に持ってきました。これまでのタッチとは全く違って、決して可愛いという感じではないので、評判はイマイチかな。(^^ゞ
窯出し作品

逆さまニャンコ

今日のマグは逆さまニャンコです。イラストレーター「進」とコラボしたものです。こんな発想がよく浮かんでくるな~と感心しますね。たしか、コラボ作品はこれが最後だったと思います。ニャンコ達は「えべつやきもの市」に持って行きます。里親が見つかるといいニャ~。
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