2025年、空知の春

4月28日(月)晴れ&新月

GWに入りましたが、いかがお過ごしですか?

前回、メッセージを配信した日は美唄の宮島沼にマガンのねぐら立ちを見に行きました。ピークよりも少し早く、マガンの数は3万羽ほどでしたが、数羽の動きを合図に一斉に飛び立つ様子は圧巻です。

辺り一面に鳴き声が響き渡り、それが身体の深いところに届くのです。朝焼けも美しく、素晴らしい幕開けでした。宮島沼はシベリアへ渡る渡り鳥たちが羽を休める中継地点です。9月下旬~10月上旬にかけて戻ってくるので、秋にもチャンスがあります。

ねぐら立ちを見る時は、日の出30分前には到着することをお勧めします。早朝は寒く、足元も悪いので、長靴と防寒対策は必須です。

先週末は浦臼神社でエゾエンゴサクとカタクリを見てきました。朝はエゾリスの撮影をするためにバズーカレンズを装着したカメラマンが並んでいますが、この日は小雨で昼過ぎの到着だったので、人は少なかったです。2ヶ所の様子を組み合わせた動画をシェアしますね。

空知にもそろそろ桜の便りが届く頃ですが、時が経つのは本当に早いものです。

あと何回桜を見られるか、考えるようになりました。

しかし、大切なのは「今」に集中し「行動」することです。

可能性は無限でも、時間は有限です。
何をしている時が幸せですか。
人生の残り時間、誰と過ごしていたいですか。

アトリエにはまだ水道とトイレがありません。陶芸では水を沢山使うので、ポリタンクで運んでいましたが、そんな私を不憫に思ったのか、山友が雨水をタンクに溜めるシステムを取り付けてくれました。

昨日は朝から雨だったので、貯水に成功し、コックをひねると水が出るようになりました。

去年から何度も経験しましたが、全てのことが当たり前ではないことを思い知らされます。

誰かが掘ってくれた粘土を使って、誰かが作ってくれた道具があるから、制作ができるのです。

予定ではGW後半に本焼き(還元焼成)をしますので、5月3日~6日はアトリエを開放します。

天気が良い時は山へ繰り出すこともあるので、陶芸体験、見学希望など、お越しの際は前日までに連絡をいただけると助かります。

来月からは制作の様子やイベント情報なども小まめにお届けしていきたいので、LINE公式アカウントのプランを変更して、メッセージの配信回数を週3回に増やす予定です。

コメント