空知の消滅可能性自治体

4月25日(木)雨

朝のニュースや新聞でご覧になった方も多いと思いますが、人口の減少によって2020年から50年までの間に全国の4割にあたる744の自治体が「消滅の可能性」があると公表されました。

民間有識者による「人口戦略会議」で、若年の女性人口が半数以下となる自治体を「消滅可能性自治体」と定義しており、10年前の分析ではこうした自治体数は896でしたが、外国人住民の増加により減少しているそうです。

北海道では179市町村のうち、65%にあたる117市町村が「消滅可能性自治体」に該当します。

少子高齢化に伴う人口減については以前から言われていることなので、さほど驚くことではないと思いますが、自分が住んでいるエリアでどこが消滅すると分析されたのか気になりますよね。

こちらのサイトで全国1729自治体の都道府県別一覧表が見られます。

北海道の部分をExcelにコピペして、振興局ごとに分類し、空知管内だけ抽出してみました。ピンクが「消滅可能性自治体」です。水色は「その他」に分類されていました。

「その他」の定義も同じサイトにありましたが、私の解釈では、消滅可能性自治体からの流入なのかなと思いました。

これから人口を増やすことは現実的に厳しいでしょう。生産人口が減ればインフラの整備も追いつかなくなりますよね。

北海道は広いのです。
試される大地なのです。

人類が寄り添って支えながら生きていくエリアと、自然に還すエリアを見極めていく時期に入っていると感じます。

病気になるほど栄養を摂り、新しいものを買っては捨てる。
100年前にはなかったモノが増え、私達の生活はより便利で、早く、簡単になりました。

しかし、人類は地球に対して優しくしてこれたのかなと思うのです。

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